ホアキン・フェニックス＆ルーニー・マーラ、「イーダ」監督新作で共演

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アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「イーダ」（2013）のパベウ・パブリコフスキ監督による新作スリラー「The Island（仮題）」に、ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが主演することがわかった。

米Deadlineによれば、実話をもとにパブリコフスキ監督が脚本を執筆した本作は、1930年代、魅力的なアメリカ人夫妻が文明を捨て自分たちだけのパラダイスを作るため孤島に移り住む。ところが、ある富豪がヨットで島を通りかかったことから夫妻はタブロイド紙の注目の的となり、さらに自称・伯爵夫人が愛人たちを引き連れてやってくると、島を乗っ取り豪華ホテルを建設しようとする。こうして島を舞台に心理戦が勃発し、誘惑や嫉妬が不貞や裏切り、そしてついには殺人へと発展していく、というストーリー。

ポーランド出身のパブリコフスキ監督は、18年の映画「COLD WAR あの歌、2つの心」で第71回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞し、第91回アカデミー賞で外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門にノミネートされた。新作「The Island（仮題）」は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のターニャ・セガッチアンとジョン・ウッドワードらがプロデュースし、2023年にクランクインする。

私生活でパートナー関係にあるフェニックスとマーラは、過去にスパイク・ジョーンズ監督作「her 世界でひとつの彼女」（13）、ガス・バン・サント監督作「ドント・ウォーリー」（18）、ガース・デイビス監督作「マグダラのマリア」（18）で共演している。