「ホーンテッドマンション」「アソーカ」で活躍! ロザリオ・ドーソン出演作7選
2023年9月13日 13:00
日本でも大ヒットスタートを切った「ホーンテッドマンション」、「スター・ウォーズ」の新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ アソーカ」など、さまざまな作品で活躍を見せているロザリオ・ドーソン。
米ニューヨーク出身で、自宅の前でスカウトされた映画「KIDS」(1995)でデビュー。あのアンジェリーナ・ジョリーも在籍していた、ハリウッドの名門校であるリー・ストラスバーグ演劇学校で本格的に学び、その後は、作品のジャンルや規模を問わず、存在感を発揮し続けている。この記事では、ハリウッドでの地位を確立したスター俳優の軌跡を、出演作7本で振り返る。
ディズニーランドの人気アトラクションを実写化。999人のゴーストが暮らすという呪われた洋館で暮らすことになった親子と、怪奇現象の解明のためにやってきた心霊エキスパート(超常現象専門家、歴史学者、霊媒師、神父)が、“1000人目”の仲間を迎え入れようとするゴースト相手に攻防を繰り広げる。
ドーソンが演じるのは、息子とともに洋館に引っ越してきたシングルマザーのギャビー。夜になると巻き起こる“どこまでも続く長い廊下”、“縦に伸びる部屋”といった怪奇現象に最初は怯えながらも、心霊エキスパートたちと力を合わせて問題を解決しようとする、地に足がついたパワフルな女性像を表現した。
「スター・ウォーズ」の新たなオリジナルドラマシリーズ。ドーソンは、アナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワン(弟子)である“元”ジェダイの主人公、アソーカ・タノに扮している。白のライトセーバーを手に、二刀流で戦う姿は圧巻。役づくりのために、数時間に及ぶメイクの間、瞑想にふけったそうだ。
アソーカは約15年前、アニメ作品に初登場したキャラクターで、「実写化されたら、誰が演じるべきか?」が長年議論になっていたが、あるファンが「ロザリオが適任だ」と自身のSNSで発言。これに対しドーソン本人が返事を送ると、このやりとりが監督のデイブ・フィローニらの目に留まり、起用が決まったという。
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督が、スタイリッシュな映像と音楽とともに紡ぐサスペンス。オークション会場でゴヤの名画を盗み出したものの、記憶を失った競売人のサイモン(ジェームズ・マカボイ)。ギャングのリーダーは、催眠療法(=トランス)を使い、絵画の隠し場所を探ろうとする。ドーソンは、サイモンの記憶を探る催眠療法士で、驚くべき秘密と目的を隠し持つエリザベス役を務めた。
ギリシャ神話をモチーフにしたベストセラー児童書を、「ハリー・ポッター」のクリス・コロンバス監督が映画化。ある日突然、自分が神々の息子であると告げられた少年(ローガン・ラーマン)の冒険を描き、続編も製作された。ドーソンが、主人公たちを地獄で待ち受ける冥界の女王ペルセポネーを妖えんに演じた。
デンゼル・ワシントンとクリス・パインの共演で、実際の列車暴走事故を映画化したアクション大作。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載し、暴走する最新式貨物列車を止めようとするベテラン機関士&新人車掌コンビの奮闘を描く。ドーソンは、有能な操車場長で、安全軽視の上司に立ち向かうコニーに扮した。
ウィル・スミスが「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督と再タッグを組んだ感動作。スミス演じる主人公ベンは、挨拶状の印刷業を営み、心臓病を患うエミリーに、ある贈り物をしようとする。エミリー役のドーソンは、NAACP(全米黒人地位向上協会)イメージ・アワードの映画部門で、主演女優賞を受賞した。
伝説のブロードウェイミュージカルを映画化し、ニューヨークのイーストビレッジに集う多様な若者たちの愛と苦悩に満ちた1年間を描く。初演版キャストのダフネ・ルービン=ベガが妊娠のために、映画版を降板。彼女が演じた薬物中毒のストリッパーであるミミ役を、ドーソンが引き継ぎ、見事な歌声を披露した。
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