第17回田辺・弁慶映画祭コンペ部門過去最高応募数の中から入選8作品決定!
2023年9月11日 16:00
第17回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の入選8作品が決定した。11月10日から12日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催される。
今年4月14日から7月14日まで募集を行い、応募総数過去最多となる188作品の中から予備審査を経て入選した作品は、比嘉一志監督「光る校庭」、瑚海みどり監督「99%、いつも曇り」、塩野峻平監督「青色のピンク」、大石泰司監督「アスク・フォー・ザ・ムーン」、緑茶麻悠&佐伯龍蔵監督「ロマンチック金銭感覚」、大黒友也監督「ゴミ屑と花」、馬渕ありさ監督「ホモ・アミークス」、そして秋葉美希監督「ラストホール」。10日と11 日の2日間に上映・審査され、12日の表彰式で弁慶グランプリなど各賞が発表される。
田辺・弁慶映画祭はこれまで多くの若手監督や若手俳優を輩出し、“インディーズの登竜門”と評価されている。第17回の特別審査員は「ジョゼと虎と魚たち」「ハウ」などの犬童一心監督、濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」の韓国側プロデューサーを務めたイ・ウンギョン氏。特別審査員長は本映画祭のプログラムディレクターである掛尾良夫氏で、松崎健夫氏(映画評論家)、沢村敏氏(東京テアトル映像事業本部企画調整部)も別審査員を務める。
コンペ入選作品の鑑賞は無料で、招待作品(有料)なども開催中に上映される。なお、コンペ部門の「観客賞」を決定するにあたって、一般者よりも高い配点で投票できる「市民審査員」を9月29日まで募集している。映画や映画祭に興味がある和歌山県内在住者で、応募資格を満たす者。
なお、第16回受賞作品や受賞監督の新作などを特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2023」が、8月4日から24日までテアトル新宿、9月1日から7日までシネ・リーブル梅田で開催された。