謎の死を遂げた子どもたち、血がついた紙に描れた正体とは…「ブギーマン」恐怖の始まりの本編映像
2023年8月18日 10:00

「キャリー」「シャイニング」などで知られるホラー界の巨匠スティーブン・キングの原作を、大人気ドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス未知の世界」の制作会社21Lapsの製作陣が手がけるサスペンス・ホラー映画「ブギーマン」が公開された。このほど、本編映像の一部(https://youtu.be/ViYbJBBrf0c)が披露された。
“ブギーマン”とは欧米の昔話に登場する特定の姿形を持たない恐怖の存在で、キングが言い伝えを基に書き上げた短編小説を映画化した。母親の突然の死から立ち直れずにいる9歳の妹ソーヤーと女子高生の姉セイディ。セラピストである父親ウィルも、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合えずにいた。そんな心の闇を抱えたバラバラの家族のもとに、得体のしれない恐ろしい“ナニか”が忍び寄っていた。
姉セイディには「ボバ・フェット The Book of Boba Fett」で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤーには同じく「オビ=ワン・ケノービ」で若きレイアを演じた子役ビビアン・ライラ・ブレア。そして、父親ウィルは「AIR エア」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」などに出演のクリス・メッシーナ、謎の患者レスターは「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のデビッド・ダストマルチャンが演じる。監督は、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画「ズーム 見えない参加者」でブレイクした次世代ロブ・サべッジ。

公開された本編映像は、物語の全ての始まりとなったシーンの一部。自宅の一室で患者のカウンセリングを行っているセラピスト、ウィルの前に突然現れた謎の男レスター。レスターは自分の子どもたちが次々に謎の死を遂げたことを告白。子どもたちは死の直前、正体不明の“ヤツ”に怯え、それを“ブギーマン”と呼んでいた。子どもたちが描いた“ブギーマン”の絵をウィルに見せながら、レスターは「闇にまぎれて、ヤツは来る」と言い残し姿を消す。その直後からハーパー家に不可解な出来事が起こり始める。
原作となったキングの短編小説「子取り鬼」(日本では「ナイトシフト(1)深夜勤務」に収録)に登場するのは、レスターと精神科医とブギーマン、たった3キャラクターだけ。サべッジ監督や脚本家のスコット・ペッグ、ブライアン・ウッズは、この物語を膨らませるために、2人のシーンを物語の始まりにすることを思いついた。「レスターがこのセラピストの医者に語る奇妙な出来事とまったく同じことがこの医者の娘たちにも起こり始め、それを医者が目の当たりにする、というのはどうだろうと考えました」とウッズは言う。更にペッグは「そこが始まりです。この出発点を見出したことで、執筆が進み始めました」と物語が動き出した経緯を語っている。

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