どの作品が日本代表となるか 第96回アカデミー賞国際長編映画賞出品作募集
2023年7月5日 20:00

第96回米国アカデミー賞国際長編映画賞出品作品の募集がスタートした。一般社団法人日本映画製作者連盟(映連)が映画芸術科学アカデミーより依頼を受け、同アカデミーが主催する同賞部門に日本映画1本を選出し出品する。
今年3月12日(日本時間13日)に授賞式が行われた第95回は、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、初長編作品に与えられるカメラドールのスペシャルメンション(次点)に選ばれた早川千絵監督の長編デビュー作「PLAN 75」を選出し出品した。同作は、75歳以上が自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台に、その制度に翻弄される人々の行く末を描いたドラマ。
第94回は、濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」を選出して出品。日本映画史上初となる作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネート。日本映画としては「おくりびと」以来13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した。
第93回は河瀬直美監督「朝が来る」、第92回は新海誠監督「天気の子」を選出し出品。そして、第91回は是枝裕和監督「万引き家族」を選出し出品し、日本映画としては「おくりびと」以来10年ぶりとなる外国語映画賞(現国際長編映画賞)ノミネートを果たした。
この5年間は、その年のカンヌ国際映画祭に出品され、賞を受賞している作品が多く選出されており、今年の第76回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に出品され脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した是枝監督「怪物」や、プレミア部門で上映された北野武監督「首」、ACID部門に選出された二ノ宮隆太郎監督「逃げきれた夢」があり、それらの作品含めてどの作品が日本映画の代表として選出されるのか注目される。
なお対象となる作品は、日本国内において2022年12月1日から2023年10月31日までの間に最初に封切られ、かつ商業映画劇場において少なくとも7日間以上連続して公開されていなければならない。また35ミリか70ミリフィルム、もしくはデジタル・シネマ・フォーマットであることが必須となっている。出品希望者は7月27日までに申請書などを映連に提出する。募集の詳細は映連ホームページ(http://www.eiren.org/)を参照。
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