【6月4日はアンジェリーナ・ジョリーの誕生日】戦士、妖精、暗殺者から“ゾウ”まで多彩なキャリアを振り返る
2023年6月4日 11:00

本日6月4日は、アンジェリーナ・ジョリーの48歳の誕生日。「17歳のカルテ」(1999)で第72回アカデミー助演女優賞を受賞し、一躍スター女優となると、さまざまなジャンルの作品で存在感を発揮し、初監督作「最愛の大地」(2011)では脚本と製作も担当しました。俳優、監督としてはもちろん、慈善活動家としても広く知られ、ユニセフの親善大使や特使を務めるなど、影響力は絶大。その動向は、常に世界中の注目を集めています。
この記事では、“アンジー”の愛称で親しまれる彼女が出演するディズニープラス配信作品5本をご紹介。人類を救済する戦士に、邪悪な妖精。壮絶な夫婦喧嘩を繰り広げるスゴ腕の暗殺者から、ゾウ役を務めた声優まで、多彩なキャリアを振り返ります。

太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、「ノマドランド」で第93回アカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描いたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品。ジョリーがアクション作品に出演するのは、本作で約10年ぶりとなり、MCUへの参戦は初めてとなった。オファーを受けた際、カメオ出演だと思い込んでいたそうだが、実際には主要キャストのひとりとして、地球に迫った新たな脅威に立ち向かった。

ジョリーが演じたのは、思い描いた武器を具現化できる能力を持つ戦士セナ。誰よりも戦いを愛し、戦場の方が心穏やかでいられると語る一方で、過去のトラウマにとらわれ、自分を見失うことも。2021年10月に米ロサンゼルスで開催されたワールドプレミアで、ジョリー本人は「セナはPTSDを抱えている」と語っている。自身もインタビューで同様の経験を告白しており、セナが抱える問題に寄り添いながら、役づくりに励んだようだ。

ディズニーアニメの名作「眠れる森の美女」を、邪悪な妖精マレフィセントの視点から描き、アニメでは語られなかったオーロラ姫との間にある隠された物語を明らかにした実写映画。ジョリーがタイトルロールを演じたことによって、復讐心を燃やすヴィランという従来のイメージに加えて、封印された過去と向き合う力強いヒロインという新たなマレフィセント像が誕生した。妖艶なその姿はまさにハマリ役だが、同時にコミカルな表情も垣間見せるなど、新たな一面も見せている。

エル・ファニングが、マレフィセントに眠りの呪いをかけられるオーロラ姫を演じたほか、ジョリーの娘ビビアン(ブラッド・ピットとの間に生まれた双子の姉弟の姉)が、幼少期のオーロラ姫に扮している。また、養子のザハラとパックスもカメオ出演しており、一家にとっても思い出深い作品になった。続編「マレフィセント2」は、マレフィセントとオーロラ姫の絆が引き裂かれ、究極の愛が試される展開で、キャラクター像がさらに深掘りされている。

アメリカのショッピングモールで約27年間過ごした後に、野生動物保護区へ送られたゴリラの実話をもとに、CGと実写の融合で描いたアドベンチャードラマ。ショッピングモールの小さなサーカスで飼われているゴリラのアイヴァン(声:サム・ロックウェル)は、仲間たちと仲良く暮らしていた。ある日、赤ちゃんゾウのルビーが彼らの仲間に加わる。野生の家族から引き離されたばかりのルビーとの交流を通し、アイヴァンはほとんど記憶にないはずの故郷に思いを馳せる。ジョリーは、ゾウのステラの声優を担当し、プロデューサーも務めている。

ジョリーとブラッド・ピットが初共演を果たしたアクション。物語の中心となるのは、お互いの“正体”を知らないまま結婚し、倦怠期に突入した夫婦。しかし、ふたりは同じターゲットを狙うスゴ腕の暗殺者だった。巨大な陰謀に巻き込まれながら、史上最も壮絶な夫婦喧嘩の幕が切って落とされる。ジョリーとピットは、本作の撮影中に親密な関係となり、婚約を発表。しかし、再共演した映画「白い帽子の女」が日本公開された16年9月、離婚申請したことが発覚した。

ニコラス・ケイジが、どんな高級車も60秒で盗み出す車泥棒を演じたアクション。伝説の車泥棒メンフィス(ケイジ)は、ピンチに立たされた弟を救うため、一度は引退した泥棒稼業にやむなく復帰する。マフィアから、3日以内に高級車50台を奪うよう要求されたメンフィスは、一世一代の勝負に出る。ジョリーが演じたのは、メンフィスのかつての仲間で元恋人スウェイ。足を洗ったからとメンフィスの誘いを断るが、作戦決行直前に仲間に加わり、華麗な盗みのテクニックを披露する役どころだ。本作の成功で、ジョリーに“戦うヒロイン”のイメージが定着した。

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