絶賛相次ぐ注目映画「ザ・フラッシュ」日本語吹き替え声優・キャスト一覧 細谷佳正、山寺宏一、小原雅人が参加
2023年5月12日 08:00

公開前から絶賛が相次ぐ注目映画「ザ・フラッシュ」(6月16日に日米同時公開)の日本語吹き替え声優が、このほど発表された。
メインキャラには人気・実力ともに備えた声優が名を連ねており、主人公フラッシュ役を細谷佳正、バットマン(演:マイケル・キートン)役を山寺宏一、バットマン(演:ベン・アフレック)役を小原雅人が担当している。なお、3人はそれぞれ過去作でも演じた役どころの続投となる。

DCコミックス原作のヒーローが集結した「ジャスティス・リーグ」で本格的にスクリーンに登場した地上最速のヒーロー、フラッシュを主人公に描くアクションエンタテインメント。
フラッシュことバリー・アレンは、そのスピードで時間をも超越し、幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去にさかのぼって歴史を改変してしまう。そして、バリーと母と父が家族3人で幸せに暮らす世界にたどり着くが、その世界にはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンは存在せず、バットマンは全くの別人になっていた。
さらに、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が大軍を率いて襲来し、地球植民地化を始めたことから、フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を元に戻し、人々を救おうとするが……。
フラッシュ/バリー・アレン役は「ジャスティス・リーグ」から引き続きエズラ・ミラーが担当。1989年の「バットマン」と1992年の「バットマン リターンズ」でバットマンを演じたマイケル・キートンが約30年ぶりに同役に復帰して出演を果たした。「マン・オブ・スティール」でスーパーマンの宿敵ゾッド将軍を演じたマイケル・シャノンも同役で再び出演。スーパーガール役には長編映画初出演となる新鋭サッシャ・ガジェを抜てきした。メガホンをとったのは「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のアンディ・ムスキエティ。


フラッシュは地上最速のヒーロー。ジャスティス・リーグの一員であり、スピードを武器に“時間”も“世界”も超える能力があるが、その性格はお茶目で少し天然だったりする。
今作では、幼いころに亡くした母と、無実の罪を着せられた父を救うべくタイムループ。過去を改編し“運命”をも変えようと奮闘するなかで、過去の自分自身と出会う(つまり今作では2人のフラッシュが同時に存在する)、という設定だ。
フラッシュ役は「ジャスティス・リーグ」から引き続きエズラ・ミラー(「ファンタスティック・ビースト」シリーズなど)が演じる。日本語版声優は「テニスの王子様」の白石蔵ノ介役や「進撃の巨人」のライナー・ブラウン役などで知られる細谷佳正が担っている。
率直な気持ちは『映画が無事に公開されてよかった』です。エズラ・ミラー氏の吹き替えを再び担当することに関しては、映画『ジャスティス・リーグ』と映画『ジャスティス・リーグ スナイダーズカット』で、過去に吹き替えをしているので、今回特に何かを思うということはなく、自分が引き続き担当することになるだろうと思っていました。
フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは…ないですよね(笑) 家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています。その暗さや影を、他人に対して表したらメンドクサイ人になってしまうので、そうならないようにひょうきんに振舞っている人です。それなのにフラッシュ=閃光という名前があって、強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています。

今作の特徴のひとつは、フラッシュのタイムループで過去が改変された結果、2人のバットマンが時空を超えて登場すること。「ジャスティス・リーグ」のバットマン(演:ベン・アフレック)と、80~90年代に活躍した“伝説”のバットマン(演:マイケル・キートン)だ。
“伝説”のバットマン役は「バットマン」「バットマン リターンズ」で主演したマイケル・キートンが演じ、約30年ぶりにDCユニバースに復帰。日本語吹き替え声優は、キートンの吹き替えを数多く担当し、ほかにも「レゴバットマン ザ・ムービー」などでバットマン役を演じてきた山寺宏一が担っている。
この作品にマイケル・キートンがバットマンとして出演すると知り、自分にオファーが来る事を密かに期待していました。また90年代に放送された「超音速ヒーロー・ザ・フラッシュ」でバリー・アレンを演じた経験もあるので、感慨深いものがあります。
バットマンは、スーパーパワーは無いものの「復讐心」「莫大な富」「身体能力」「知性」を武器に悪と戦う、最高に魅力的な元祖ダークヒーロー!しかし、より個性的でよりダークなヴィランによって、その存在感が薄くなってしまう事も。ジャスティスリーグのリーダーであるにも関わらず、ストイックで自嘲気味で完全主義者な為、作品によってはそこを美味しくイジられたりもします。
映画史に残るとてつもない作品が出来たようです!大スクリーンで観ないと後悔するであろうこと間違い無し!熟年バットマンの活躍にも期待して下さい!!

「ジャスティス・リーグ」でフラッシュをヒーローにスカウトしたバットマン(演:ベン・アフレック)。日本語吹き替え声優は、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」から3作品続けてバットマンの声を担当し、ほか「インターステラー」の主演吹き替えなどで知られる小原雅人が担っている。
「ジャスティス・リーグ」公開後、確か2019年にベンがバットマン役を引退するというニュースを知りショックを受けた事を覚えてます。超人達をスカウトしたばっかりじゃん、これから始まるんでしょって。その後 2021年にスナイダーカット版が配信され、これで最後かと諦めの境地でした。
何?またやるのベン?!じゃあ俺もやるよ!もちろん闇の住人を!魂の芝居をぶつけます。
本作の見どころはやはり、過去を変えてしまったことによる時空の歪みが生じてからの展開と、30年ぶりに復活するキートン バッツらの奮闘、そしてエズラ・ミラー演ずる過去と現在の2人のバリーが対峙した時の絵面(エヅラ)ミラー(鏡)ではないでしょうか。私はこの“絵面”を推していきたいと思います。『ザ・フラッシュ』、期待しかありません。
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