岩井俊二の音楽映画「キリエのうた」主演はアイナ・ジ・エンド! 松村北斗、黒木華、広瀬すずが共演
2023年4月20日 07:00

岩井俊二監督最新作となる音楽映画「キリエのうた」が、10月13日から公開されることが決定。主演をアイナ・ジ・エンドが務め、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずが共演することがわかった。あわせて、ティザービジュアルと特報(https://youtu.be/0mbK91PO4EQ)も披露された。
岩井監督といえば「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」などCHARAやSalyuといった傑出した歌姫たちとのコラボが、今なお新しい世代の共感を集め続けている。そんな岩井作品の新作は、路上のミュージシャンが主人公。同役には、圧倒的歌唱力の持ち主アイナ・ジ・エンドが抜てきされた。今年6月29日、人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSH として活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げ、名だたるアーティストや著名人にもファンが多いアイナ・ジ・エンド。本作で映画単独初主演にして、自ら歌う詞と曲も書き下ろしている。
アイナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩るのは、日本アカデミー賞新人賞・話題賞を受賞した松村。「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど、岩井監督の大ファンだ。もともと憧れていた岩井監督に抜てきされる形での初タッグとなった。「リップヴァンウィンクルの花嫁」で数奇な花嫁を演じた黒木は、物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに「ラストレター」にも参加した広瀬は、ピンク髪の妖艶な姿……どのような女性を演じるのか期待が高まる。
特報は、アイナ・ジ・エンド、松村、黒木、広瀬の朗読から始まり、劇中カットが広がっていくという仕上がり。物語の内容はまだ明らかになっていないが、岩井監督が描く“世界”がどんなものになっているのか想像を掻き立てる。

ティザービジュアルは、口元を大胆に切り取ったもの。グラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、写真は「First Love 初恋」のメインビジュアルの撮影も担当した濱田英明が手がけ、それぞれの目線で岩井監督が描く世界を“切り撮り”表現している。
「キリエのうた」の企画・プロデュースは、「孤狼の血」シリーズ、「シン・仮面ライダー」「リボルバー・リリー」の紀伊宗之が手がける。10月13日から全国公開。
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