「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ファン胸アツの予告&ポスター ハリソン・フォード「私の最後となる冒険」
2023年4月11日 06:00
ハリソン・フォードが主演を務める人気シリーズの最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」の予告編(https://www.youtube.com/watch?v=7NRJFACQ7rg)と本ポスターが、英ロンドンで開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ヨーロッパ2023」でお披露目。イベントでは、42年にわたりインディを演じてきたフォードのビデオメッセージが流され、「『インディ・ジョーンズ』に関わったすべての人を代表して感謝を伝えたい。私の最後となる全世界をまたにかける冒険に参加してくれてありがとう」と、力強い言葉を伝えた。
「インディ・ジョーンズ」は、スティーブン・スピルバーグ監督と、「スター・ウォーズ」シリーズのルーカスフィルムの豪華製作陣がタッグを組む、世界的な人気を誇るアドベンチャーシリーズ。考古学者で冒険家のインディが冒険を繰り広げる、アドベンチャー映画の“原点”にして映画史に残る名作のひとつだ。
最新作の舞台は、アポロの月面着陸計画をめぐり、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年。インディは、“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝をめぐり、元ナチスの科学者フォラーと、陸・海・空の全方位で争奪戦を繰り広げる。マッツ・ミケルセンがフォラー、フィービー・ウォーラー=ブリッジが、インディとともに冒険する相棒ヘレナを演じる。さらに、「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」に登場した発掘屋サラー役で、ジョン・リス=デイビスがカムバック。役どころは不明だが、アントニオ・バンデラスも出演する。
予告編は、「ザ・ローリング・ストーンズ」の陽気な音楽をバックに、インディが引退を宣言するシーンで始まる。そこに現れたヘレナから、自身が若いころに発見した歴史を変える“運命のダイヤル”の話を持ちかけられるインディ。まるで時計のようにも見える運命のダイヤルは、インディが「全てはこの日のために、人生をかけて」と語るように、長年探し求めてきた秘宝だった。インディと因縁の宿敵フォラーの秘宝をめぐる、カーチェイス、馬での逃走劇、銃撃戦、巨大な飛行機からの空中への決死のダイブなど、さまざまな戦いが切り取られている。
映像には、「ヒトラーは過ちを犯した。これで私がやり直す」と、歴史を変えるかのような、フォラーの不穏な発言も。さらに、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」で相棒を務め、インディのピンチを幾度も救ったショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)を思わせる謎の少年も登場。インディの代名詞ともいえる華麗なムチさばきや、巨大な丸い石が転がってくる場面など、シリーズファンの胸を熱くするシーンがちりばめられている。
本ポスターは、レトロなコミックスを思わせる質感の、シリーズおなじみのビジュアル。インディが人生をかけて追い求めた運命のダイヤルをバックに、インディ、ヘレナ、フォラーがそれぞれの思惑を胸に、決意に満ちた表情を浮かべている。
「スター・ウォーズ・セレブレーション」に登壇したミケルセンは、本シリーズへの出演に、「夢が叶ったという感じだよ! 『インディ・ジョーンズ』は自分の人生のなかでもとても印象に残っている作品なんだ。いまでも初めて見た時のことを覚えているよ。そんな作品に参加できて光栄だ」と、喜びを語る。ウォーラー=ブリッジは、名付け親でもあるインディとヘレナの関係について、「ヘレナの登場はインディにとって実は嬉しくないことなの。お互いに敵対心を持っていると同時に、インディは認めたくないでしょうけど、似たようなところもあるの」と、一筋縄ではいかない関係を匂わせた。
ジェームズ・マンゴールド監督は、「ハリソンと仕事ができて嬉しかったよ。彼とスティーブン・スピルバーグ、プロデューサーのキャスリーン・ケネディから映画をやってみないかと言われた時はとても驚いた。スピルバーグと映画のカットについて語ったり、ジョン・ウィリアムズとスコアを作曲したり、ハリソン・フォードと一緒に仕事をすることは本当に夢のようだった!」と、伝説的なメンバーとの仕事を、興奮気味に振り返った。
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、6月30日に全国公開。
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