倍賞千恵子、伊ウディネ・ファーイースト映画祭で生涯功労賞を受賞「これからも精進してまいります」
2023年3月23日 20:00

倍賞千恵子が、4月にイタリアで開催される第25回ウディネ・ファーイースト映画祭でゴールデン・マルベリー賞(生涯功労賞)を受賞することになった。2022年(第24回)の北野武監督に続く快挙となった。
倍賞は、1941年生まれ。映画「男はつらいよ」シリーズ50周年記念作品である映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」を含む本シリーズ全作品にさくら役として出演したことで知られ、80年には「遙かなる山の呼び声」「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」(共に山田洋次監督)にて第4回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。「機動戦士ガンダムI」(富野喜幸監督)、「ジャングル大帝」(竹内啓雄監督)、「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)など、アニメーションの世界でも声優として多才な才能を発揮している。
映画祭では、最新主演作「PLAN 75」(早川千絵監督)と、倍賞自ら選んだ「男はつらいよ」(山田洋次監督)と「家族」(山田洋次監督)を特別上映。倍賞も現地に赴き、映画祭に参加する。
倍賞は「ウディネ・ファーイースト映画祭功労賞を受賞し招待されたと聞き“え、何故?どうして『PLAN 75』で?”ビックリ。お聞きしたら、私が映画の世界に入ってから演じ仕事をして来た事に対しての生涯功労賞との事、とてもビックリ致しました」とコメント。「日本で仕事していた私を、外国の方が見ていて下さった事に大変驚き、感謝し、うれしく思っています。映画って素晴らしですヨネ。ウディネ・ファーイースト映画祭の皆さん本当にありがとうございました。私、これからも精進してまいります」と語っている。
なお、映画祭で上映される「PLAN 75」は、早川監督の長編デビュー作で、第75回カンヌ国際映画祭にてカメラドール特別賞を受賞。イタリアでは、タッカーフィルム配給で今年5月11日より公開される予定だ。同作は企画開発中に、2019年のウディネ・ファーイースト映画祭の期間中に行われる「フォーカス・アジア」という業界関係者向けのネットワーキングセッションにも選出されていたプロジェクト。早川監督はこの年、オムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一編「PLAN75」の監督としても、映画祭に参加していた。
第25回ウディネ・ファーイースト映画祭は、4月21日~29日に開催。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス