【第95回アカデミー賞】「エブエブ」快進撃続く! 助演女優賞はジェイミー・リー・カーティス
2023年3月13日 09:36

第95回アカデミー賞の授賞式が3月12日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビーシアターで行われ、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞を初受賞した。
A24が製作を担当した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの「ダニエルズ」コンビが監督を務めたマルチバース・コメディー。ミシェル・ヨーが主演を務め、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「グーニーズ」で当時一世を風びしたキー・ホイ・クァンが共演。カーティスは、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁=国税庁)の監査官役で出演し、そのコメディセンスと、アクションへのチャレンジで新境地を拓いた。
主人公は、破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官(カーティス)に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界にトリップ。「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がる。
助演男優賞を受賞した共演者、キー・ホイ・クァンに続いて、ステージに上がったカーティスは、「私はここに一人で立っているように見えるでしょうが、そんなことはなく実に多くの方々と一緒です」と、監督、俳優、スタッフ陣らを紹介し「すばらしいアーティストたちのおかげで、オスカーに輝く作品となりました」と喜びのコメント。そしてエージェント、家族、過去の自身のプロデュース作にかかわった人々にも感謝の言葉を伝える。
カーティスの両親は俳優のトニー・カーティスと女優のジャネット・リーで、姉のケリーも俳優だ。「私の両親は異なった部門でノミネートされてきました。そして私はオスカーを獲得しました!」と大きなアクションと涙で感激を表現していた。
カーティスはスクリーンデビュー作「ハロウィン」で注目を浴び、「大逆転」「パーフェクト」「ワンダとダイヤと優しい奴ら」などでキャリアを積んだ。95年に「トゥルーライズ」でゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞に輝き、21年にはベネチア国際映画祭の金獅子生涯功労賞を受賞したが、オスカーとはこれまで縁がなく、初の候補入りで、栄冠を手にした。
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