瀬々敬久監督「東出昌大の気概と迫力、素晴らしい」 「Winny」著名人のコメント公開
2023年3月8日 17:00
2002年、開発者の金子勇(東出)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発し、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていくが、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出。次々に違法アップロードした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦)が弁護を引き受けることになり……。
映画監督の瀬々敬久(「ヘヴンズ ストーリー」「護られなかった者たちへ」)は「この映画はおもしろい。社会派な題材を扱っているが、裁判映画として十分におもしろいし、サスペンスとしても秀でている。実は極上のエンタテイメント作品なのだ。だけど、最も心動かされたのは被告人最終陳述。逃げも隠れもしないぞと、真正面からただ捉えただけの覚悟。 応じた東出昌大の気概と迫力、素晴らしい。ある人生とその世界に迫る瞬間。おもしろい上に、凄い。実に手ごわい」と絶賛。
俳優の吉岡里帆は「今見るべき題材。丁寧で真摯なつくりに心を持っていかれました。日本社会の闇と生き辛さとは裏腹に、主人公の自分らしく生きたいともがく姿からは圧倒的な光を感じました」と述べている。
あわせて、違法アップロード撲滅啓蒙動画が披露された。「Winny」を利用して違法アップロードをした人たちが、次々と摘発、ついには開発者であった金子も違法者と同様に逮捕された劇中シーンを切り取ったもので、最後には「僕の開発早すぎたのでしょうか?」と悲痛な思いを打ち明ける姿も収められている。
「Winny」は3月10日から公開。
(C)2023映画「Winny」製作委員会
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