「アントマン3」マーベル史上最凶の敵カーンが登場 強敵サノスとの違いは?
2023年2月10日 17:00

「アントマン」シリーズ第3弾「アントマン&ワスプ クアントマニア」が、2月17日から公開される。本作で主人公アントマン/スコット・ラングが一家総出で立ち向かうのは、マーベル史上最凶の敵と謳われるカーン。最凶の敵……といえば、アベンジャーズを苦しめたサノスが思い浮かぶが、カーンはサノスをも超えると噂されている。カーンを演じたジョナサン・メジャースが、サノスとカーンの違いなどを語った。

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18)で最大の脅威としてアベンジャーズの前に立ちはだかったサノス。「エンドゲーム」では、大集結したアベンジャーズと最終決戦の場で迫力の戦いを見せ、ファンを大興奮に包んだマーベルを代表する脅威だ。

そんなサノスをも凌駕すると言われるカーンは、過去・現在・未来のすべての時間を自由自在にコントロールし、宇宙を“存在ごと”消し去ることができるという能力を持つ。
カーンを演じたメジャースは「サノスは宇宙からきたエイリアンでしたが、カーンは人間なのです。超人的な力を持ちながら、普通の人間としても生きているという点で、観客は彼にある意味共感できてしまう。それはアベンジャーズの中心メンバーたちにとっても同じなんです。人間として普通の血肉を持つカーンには親しみやすさがあるからこそ、その恐ろしさに拍車がかかるのです」と、カーンが持つ“人間らしさ”こそがサノスには無かった“恐ろしさ”なのだと説明する。

カーンの“人間らしさ”は、脚本を担当したジェフ・ラブネスもこだわった点だそう。ラブネスは「私がカーンを描く上でもっとも重視したのは、彼の人間らしさでした。カーンはとても孤独なキャラクターでもあります。これからいろいろな形で彼の姿を見ることになるけれど、このキャラクターが“アベンジャーズ規模”の終末を生み出す前に、彼の人間性や“弱さ”を紹介したいと考えました」と明かし、“史上最凶の敵”が見せる人間的な面こそが重要なカギとなることを示唆している。
本作では、アントマンの娘キャシーが作った量子世界と交信できる装置の事故により、アントマン、キャシー、ワスプ、ハンク・ピム博士、ジャネットらアントマン一家が量子世界へと引きずりこまれ、待ち受けていたカーンと対峙することになる。
カーンはアントマンに、これまで刑期を過ごしていた期間や、量子世界で過ごした5年間など、本来キャシーと過ごすはずであった時間を与えると提案し、娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ないという究極の選択をアントマンに迫る。
本編映像の一部(https://youtu.be/XNteh8aLMD0)も披露され、カーンがアントマンに「過去にお前を殺したことがあったか?」と語りかける意味深なシーンを収めている。
「アントマン&ワスプ クアントマニア」は2月17日から全国公開。

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