「地獄の黙示録」の悪夢再び? コッポラ監督の新作がトラブル
2023年1月13日 11:00

巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督の新作「メガロポリス(原題)」が深刻なトラブルに陥っていると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
「メガロポリス(原題)」は、コッポラ監督が1980年代前半に執筆した野心作で、災害後のニューヨークをユートピアとして再建しようとする建築家を中心に物語が展開するという。アダム・ドライバー、フォレスト・ウィテカー、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・ボイト、シャイア・ラブーフ、ジェイソン・シュワルツマン、ダスティン・ホフマンら豪華キャストが顔を揃えている。
この映画の実現のために、コッポラ監督は自身が所有しているワイナリーの大半を売却。売却益の一部を担保にして、製作費1億2000万ドルを資金調達したと告白している。
同作は米アトランタでクランクイン。「マンダロリアン」のようにバーチャルセットで撮影が進められていたものの、さまざまな問題にぶつかり、それにともないコストが上昇。昨年12月にVFXスーパーバイザーのマーク・ラッセル(「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)とすべてのVFXスタッフを解雇。さらに先日、プロダクション・デザイナーのベス・ミックル(「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」「ドライヴ」)をはじめとする美術班を全員解雇した。解雇されたあるアーティストの代理人は、「不幸中の幸いだった。撮影現場は完全な狂気だった」と振り返っている。
当初80~90日を予定していたスケジュールのうち、半分程度で撮影が中断。それでもコッポラ監督は新規スタッフを雇って継続するつもりだという。
コッポラ監督は「ゴッドファーザー」シリーズを手がけた巨匠として知られるが、自ら出資した「ワン・フロム・ザ・ハート」や「コットンクラブ」の興行的失敗で莫大な借金を負うなど、浮き沈みが激しいことで知られる。とくに、「地獄の黙示録」製作中のトラブルは有名で、その様子はドキュメンタリー映画「ハート・オブ・ダークネス」で描かれている。
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