「アバター」最新作、首位デビュー! オープニング興収は1億3400万ドル【全米映画ランキング】
2022年12月20日 15:00

2022年末が迫り、サッカーW杯の決勝が行われた12月第3週、待望の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が遂に公開され、好スタートを切りました。週末3日間のオープニング興行収入は1億3400万ドルで、11月に公開された「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」のオープニング興収1億8000万ドルを上回ることはできませんでした。
5年かけて製作された、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、前作「アバター」から約13年ぶりに公開。地球からはるか彼方の神秘の星パンドラを舞台に、前作で結ばれた元海兵隊員ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)と、原住民ナヴィのネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の新たな物語を紡いでいます。ふたりは子どもたちとともに、平和に暮らしていましたが、再び人類によって神聖な森から追われ、トノワリ(クリフ・カーティス)とロナル(ケイト・ウィンスレット)率いる海の部族のもとへ身を寄せます。「タイタニック」で第70回アカデミー監督賞を受賞したジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとり、ラッセル・カーペンター(「タイタニック」)が撮影、キャメロン監督とデビッド・ブレナー(「インデペンデンス・デイ」)らが編集を担当しました。
オープニング興収は、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(1億4500万ドル)、「ソー ラブ&サンダー」(1億4300万ドル)などに続き、22年公開作品で5位に。製作費は3億5000万ドルから4億5000万ドルと推測されており、「これまでで最も製作費が投下された映画」とも言われています。全米の公開直前には、第80回ゴールデングローブ賞の作品賞と監督賞の2部門にノミネートされました。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は2位となり、週末3日間で興収540万ドルをあげました。累計興収は4億1800万ドルを記録し、22年公開作品の興収ランキング2位に躍り出ました(1位は「トップガン マーヴェリック」の7億1800万ドル)。第80回ゴールデングローブ賞では、2部門にノミネート。ブラックパンサーの母ラモンダ役のアンジェラ・バセットが助演女優賞、リアーナによる楽曲「Lift Me Up」が歌曲賞に選ばれています。
サーチライト・ピクチャーズのサム・メンデス監督作「エンパイア・オブ・ライト」は公開2週目に、前週の21位から10位にジャンプアップ。1980年代初頭、イギリスの静かな海辺の町を舞台に、地元で愛される映画館に集う人々の姿を描きました。オリビア・コールマン(「女王陛下のお気に入り」)が主演し、第80回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたほか、マイケル・ウォード(「ブルー・ストーリー」)、コリン・ファース(「キングスマン」)、トビー・ジョーンズ(「裏切りのサーカス」)らが共演。メンデス監督が脚本・製作を兼ね、ロジャー・ディーキンスが撮影を担い、「1917 命をかけた伝令」のコンビが再タッグを組んでいます。週末3日間で興収23万ドルをあげました。

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