クリステン・スチュワート、ベルリン国際映画祭の審査委員長に就任
2022年12月14日 08:00

第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門の審査委員長に、脚本家や監督としても活躍する女優のクリステン・スチュワートが就任した。
32歳という若さにして20年のキャリアを誇るベテラン女優のスチュワートは、デビッド・フィンチャー監督の「パニック・ルーム」(2002)でジョディ・フォスター相手に貫禄の演技を魅せ注目を集めたのち、「ザスーラ」(05)、「イントゥ・ザ・ワイルド」(07)などを経て、人気バンパイア小説を映画化した大ヒット作「トワイライト」シリーズ(08~12)でヒロインのベラ役を演じブレイク。最近作となる「スペンサー ダイアナの決意」(21)ではダイアナ元皇太子妃を感情豊かに演じ切り、第94回アカデミー主演女優賞にノミネートされた。
また、2017年には短編映画「Come Swim(原題)」で監督業に進出。同作は、カンヌ国際映画祭とサンダンス映画祭でプレミア上映され好評を博した。米作家リディア・ユクナビッチの同名回顧録を映画化する新作「The Chronology of Water(原題)」で、満を持して長編監督デビューを果たす。
同映画祭ディレクターのカルロ・シャトリアン氏は、「若く、美しく、輝けるキャリアを歩むクリステン・スチュワートは、アメリカとヨーロッパの理想的な架け橋とでも言うべき存在。ベラ・スワンからダイアナ皇太子妃まで、永遠に観客の記憶に刻まれるであろうキャラクターの数々に命を吹き込んだクリステンは、彼女の世代において最も多面的で才能豊かな女優だと思います」と話している。
第73回ベルリン国際映画祭は2023年2月16~26日、独ベルリンで開催される。
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