映画「天使にラブ・ソングを…」で流れる歌&曲を知ってる? 劇中楽曲リスト【金曜ロードショーで本日放送】
2022年12月2日 20:00
「天使にラブ・ソングを…」が、12月2日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されます。
オスカー女優ウーピー・ゴールドバーグが主演を務めた本作は、殺人事件を目撃し修道院に匿われたクラブ歌手デロリスが巻き起こす騒動を描いた名作コメディ。そんな笑いあり、涙ありのストーリーを彩るのが、思わず一緒に踊り出してしまいそうな楽曲の数々。本記事では、劇中で使用されている音楽情報をまとめました。
映画冒頭、ネバダ州リノのカジノシーンで登場。デロリスがリーダーを務めるガール・グループ「ザ・ロネルズ」がステージで披露するメドレーの1曲に組み込まれている。女性コーラスグループ「マーサ&ザ・ヴァンデラス(Martha Reeves & The Vandellas)」が1963年にリリースしたヒット曲。
前述のメドレーに加えて、聖歌隊の歌唱シーンで登場。聖歌隊バージョンでは「My Guy(私の彼氏)」という歌詞が「My God(私の神様)」に変更されている。モータウン・レコード初期の歌姫として活躍したメリー・ウェルズのヒット曲(1964年)。
初出は「ザ・ロネルズ」によるメドレーシーン。その後、ローマ法王が聖キャサリン修道院を訪れた際、聖歌隊が歌唱する(ここでは「ヒム」が「キリスト」を意味する内容となる)。ペギー・マーチのヒット曲だが、元はフランク・プゥルセルとポール・モーリアが1961年に発表したインストゥメンタル。翌62年、欧州ではペトゥラ・クラークによるボーカル曲「愛のシャリオ」としてヒットしている。
デロリス&サウザー警部が口論しているシーンで登場。聖キャサリン修道院から飛び出したデロリスに対して、サウザー警部が「奴(=ヴィンス)は君の首に10万ドルかけたんだ」と告げる際、2人の後ろを走る車から流れる。女性ボーカルグループ「Lady Soul」が1992年にリリースしたアルバムの1曲。なお。オフィシャルMVには“シスターたち”が出演している。
デロリスが修道院内の清掃や洗車をしているシーンで使用されている。セント・ルイス出身の有名なソウル・クイーン、フォンテラ・バスによる楽曲(1965年)。
夜、こっそりと修道院を抜けだしたデロリスが、バーにあったジュークボックスで選曲。ダイナミックな歌声で知られたシンガーのエタ・ジェイムズのヒット曲(のちに「ウォール・フラワー」と改題/1955年)。
デロリスを追いかけてバーにやって来たシスター・メアリー・パトリックが、ジュークボックスでチョイスして踊りまくった1曲。女性シンガーのディー・ディー・シャープによる楽曲(1962年)。
デロリスの指導で歌唱力がアップした聖歌隊がミサで披露。キリスト教聖歌における交唱「Salve regina」を英訳・編曲した「Hail Holy Queen enthroned above」を、ゴスペル調にアレンジしたもの。この歌に引き寄せられるように、人々が聖キャサリン修道院を訪れるようになった。
聖キャサリン修道院のシスターたちが街中で奉仕活動を行っているシーンで使用。90年代前半のダンス・シーンを席巻した「C+C MUSIC FACTORY」が、1991年にリリースした。
エンドロールで流れる。音楽グループ「アイズレー・ブラザーズ」の楽曲(1959年)。
デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、ネバダ州の小都市・リノのクラブ歌手。街を仕切っているヴィンス(ハーベイ・カイテル)の愛人としての生活に嫌気がさしつつあった。ある日、デロリスはヴィンスが組織の裏切り者を殺害した現場を目撃してしまい、そのためヴィンスに命を狙われることに。デロリスはサウザー警部(ビル・ナン)の計らいでサンフランシスコの修道院に身を隠すことに……。デロリスは “シスター・メアリー・クラレンス”として生活することになるが、修道院長(マギー・スミス)と衝突する毎日を送っていた。
それでも、明るさとポジティブさを忘れないデロリスは、シスター・メアリー・パトリック(キャシー・ナジミー)やシスター・メアリー・ロバート(ウェンディ・マッケナ)らと次第に友情を育むように。やがて、ヘタクソな聖歌隊のリーダーを引き継いだデロリスは、彼女なりのアレンジを取り入れ歌唱訓練に励むようになる。彼女たちの歌声は評判を呼び、ローマ法王が訪米を機に彼女たちの修道院を訪れることに。しかし、聖歌隊のニュースはヴィンスのもとにも届いていた……!
PR
©2025 Disney and its related entities