「後を継ぐのは、その人しかいない」 プロデューサーが語る、新ブラックパンサー誕生秘話
2022年11月26日 15:00

マーベル・スタジオの大ヒット映画「ブラックパンサー」の続編「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」(公開中)。本作に登場する新しいブラックパンサーについて、プロデューサーのネイト・ムーアが誕生秘話を語った。
本作は11月11日から日米同時公開され、「チャドウィック・ボーズマンへの愛とリスペクトに溢れた素晴らしい作品だった」「マーベルはこの作品に全てを注ぎ込んでいたんだなと感じた」などの絶賛の声が上がっている。
公開前から一番注目されていたのが、ワカンダの守護者として君臨していたブラックパンサー/ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマンさん)の意志を受け継いだ“新ブラックパンサー”の誕生だ。
予告などの映像では、漆黒に金色の模様なあしらわれたスーツを着用し、鋭い爪を立てて次から次に敵を投げ倒していくブラックパンサーのアクションが披露されている。
(C)Marvel Studios 20221作目をはじめ、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」や「エターナルズ」を手掛け、本作でもプロデューサーを担当するムーアは、新ブラックパンサー誕生について「思ったより短いプロセスだったよ。ブラックパンサーになる人は、常にブラックパンサーになるように意図されていたと思う」と、決定まであまり時間がかからなかったと明かす。
「映画を見た時、その理由を納得してもらえればと思うよ。なぜそれが納得できるかには、テーマ的な理由と物語的な理由があって、それは僕たちにとっては常に納得できることだった。新しいブラックパンサーは、信じられないほどエキサイティングだ」と自信をにじませる。
さらに、ムーアは「この映画の多くは、なぜ後を継ぐことが必要なのか、そしてもしそれが必要なら、なぜ後を継ぐのは、唯一その人しかいないのかを描いているんだ」と続ける。「だから、僕たちは映画を観てもらうことに興奮している。そして、この新しいブラックパンサーを受け入れてもらうことに興奮している。このキャラクターについて、もっと多くのストーリーを語るのが待ちきれないからだよ」とコメント。
マーベル・スタジオ作品では、アイアンマンやキャプテン・アメリカらヒーローたちが第一線から退き、次世代へと受け継ぐストーリーも見どころの一つとなっている今、新しいブラックパンサーも今後どんな活躍を見せるのか期待がかかる。
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