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「JAIHOインド映画フェスティバル」配信10作品の見どころポイント(1)

2022年10月21日 22:00

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「JAIHOインド映画フェスティバル」
「JAIHOインド映画フェスティバル」

「JAIHOインド映画フェスティバル」が10月14日から30日まで、オンライン配信プラットフォーム「シネマ映画.com」で開催されている。配信10作品をピックアップし、映画.comの駒井尚文編集長に加え、編集部&スタッフがそれぞれの視点から配信作品の見どころやポイントなどを紹介する。(全3回)

「JAIHOインド映画フェスティバル」(https://cinema.eiga.com/jaihoindianfestival/)は、映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」(www.jaiho.jp)とコラボレーションし、新作「RRR」が10月21日に公開されたS・S・ラージャマウリ監督の過去作3作品(「バーフバリ」シリーズ<完全版>、「マガディーラ 勇者転生」) を含むコメディ、サスペンス、ラブストーリー、歴史超大作まで、傑作のインド映画全10作品を配信するもの。

▼芳賀健
 今回の映画祭で観られる<完全版>ともなれば、2部作あわせて5時間26分(159分+167分)。この長尺に怯んでおられる方の中で、もし以下のどれかに当てはまる方がいたら、自信を持ってこの作品をお勧めします。
(1) ヒーロー映画が好き
因縁ある暴君との最終決戦に向かう主人公の数奇な運命を描く物語は、まさしくヒーロー映画です。観終わったあなたは、バーフバリのMCU入りを熱望することになるでしょう。
(2)恋愛映画が好き
本当の恋を知った主人公が、とある方法で相手の女性に熱烈な愛の告白をします。究極にロマンティックでちょっぴりスリリングなその愛情表現は、今までどんな恋愛映画でも観たことがないはずです。
(3)ミュージカル映画が好き
傑作映画「ラ・ラ・ランド」にも劣らない歌と踊りを堪能できます。インドの音楽には耳なじみがない方でも、映画が終わる頃にはテルグ語の歌詞を口ずさみたくなること請け合いです。
(4)ドラマ「半沢直樹」が好き
アガる伴奏とキャッチーなキメ台詞で観客の気分を最高潮まで引き上げるあのドラマと同じカタルシスを味わえます。ドラマチックな物語が劇画調で描かれるため、いちいち感情を激しく揺さぶられます。
(5)漫画「キングダム」が好き
前編「伝説誕生」終盤の合戦シーンは、まさに漫画「キングダム」の再現。また、後編「王の凱旋」での両雄激突は、「キングダム」における王騎(おうき)VSほう煖(ほうけん)を彷彿とさせる、血湧き肉躍る世界です。

要するに、「バーフバリ」2部作はいろいろな映画の美味しいところを盛り込んだ、最高のエンターテインメントなのです。長いから、インド映画は苦手だから…と食わず嫌いしてしまう(以前の私です)のは本当にもったいないので、この機会にぜひ一度鑑賞してみてください。

「バーフバリ 伝説誕生 完全版」
「バーフバリ 伝説誕生 完全版」
(C)ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
▼岡田寛司(編集部)
 「バーフバリ」以前のS・S・ラージャマウリ監督作では、400年の時を越えて、運命の恋も、宿命の死闘も蘇る! 時代劇一辺倒かと思いきや、「転生」という飛び道具を使って、現代パートにも重点を置くという壮大なストーリー。しかも、クスっと笑えるコメディ要素もたっぷりで、そのコテコテ&はっちゃけ具合が心地よいんです。転生以前の「王国編」(「バーフバリ」の原点とも言えるでしょう!)では、“100人斬り”シーンが胸アツすぎる……! 主演を務めているのは、「RRR」でも注目されているラーム・チャラン。超絶技巧のダンス、こちらでもしっかり披露しているので、お見逃しなく! 思わず「片足1本でそこまで踊れるの…!?」とツッコんじゃうほど、あ然としちゃいました。
「マガディーラ 勇者転生」
「マガディーラ 勇者転生」
(C)ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
和田隆(編集部)
 よくある難病ラブストーリーのインド版でしょうと、油断してはいけません。ハンカチなしには見られない、心に響く作品です。甲状腺のガンを患う女子大生のキジーは生きることに楽しみを見いだせないでいましたが、青年マニーと出会ったことによって、それまでの日常が一変します。しかし、元気溌剌に見えたマニーも骨肉腫で片脚を失っていたのでした。マニーの親友JPもガンで光を失うなど病魔は2人にも押し寄せてきますが、歌や踊りのシーンもあり、マニーはいつだってキジーを笑顔にさせようとするのでコメディ要素も強く、陰鬱な気分にならずに見ることができます。

それだけに終盤の展開が予想できても愛する2人の姿に胸が締め付けられてしまいます。マニーを演じたスシャント・シン・ラージプートの遺作になってしまいましたが、彼の無邪気な笑顔が忘れられません。彼をスターの座に押し上げた「M.S.ドーニー」もあわせてご鑑賞ください。

「ディル・ベチャーラ」
「ディル・ベチャーラ」

続きは10月22日配信予定。なお、シネマ映画.comは作品ごとにチケットの購入が可能で、PCやスマートフォンで鑑賞できる。また、複数購入でお得に観られるスペシャルチケットを販売しており、スペシャルチケット購入者には、オンラインミーティングで使える「『RRR』特製バーチャル背景」を5種類プレゼント中。視聴期間も通常7日間のところ、特別に購入日から14日間視聴可能となっているので、3時間近い作品も安心して鑑賞できる。作品を視聴するには「シネマ映画.com」の会員登録が必要。

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