「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」 映画天国で、10月25日に2本立て放送
2022年10月14日 12:00

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」の公開(11月11日)を記念し、新海監督による「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」が、日本テレビ系の「映画天国」(関東ローカル)で、10月25日の午前1時59分~4時に、2本立てで放送されることが決定した。なお「君の名は。」は、「金曜ロードショー」で同月28日に放送される。
「秒速5センチメートル」は、商業デビュー作「ほしのこえ」(2002)、「雲のむこう、約束の場所」(04)で、新時代のアニメーション作家として注目されていた新海監督が、07年に世に送り出した作品。互いに惹かれながらも、小学校の卒業と同時に離ればなれになった少年と少女が大人になるまでの姿を、3話の連作アニメで描き出す。山崎まさよしの主題歌「One more time, One more chance」が印象的に使用され、国内外の映画賞で高い評価を得た。
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。ふたりだけの間に存在していた特別な思いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」の3本で、ふたりの物語が紡がれる。

続く「言の葉の庭」(13)は、「君の名は。」(16)のひとつ前に製作された作品。物語の中心となるのは、梅雨の季節に日本庭園で出会った、靴職人を目指す少年と歩き方を忘れた女性。彼女は少年に、万葉集の一篇を残す。独自の感性と言葉選びにより、まるで小説を読むような味わいとテーマ性を持った繊細なドラマを、アニメでしか成しえない表現で紡いだ。ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭で、長編アニメ部門のグランプリを受賞した。
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。6月の空のように物憂げに揺れ動く互いの思いをよそに、梅雨が明けようとしていた。
「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」は「映画天国」(関東ローカル)で、10月25日の午前1時59分~4時に2本立て放送。なお関東以外でも放送予定があり、詳細は「すずめの戸締まり」公式サイト(https://suzume-tojimari-movie.jp/)で確認できる。「君の名は。」(本編ノーカット)は「金曜ロードショー」で、同月28日の午後9時から放送される。

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