阿部サダヲ、MCで共演者を翻弄 宮沢りえらが困惑「後でちょっと裏来い」
2022年9月30日 19:02
俳優の阿部サダヲが9月30日、都内で行われた「アイ・アム まきもと」の初日舞台挨拶に出席。途中からMCを任され、満島ひかり、松下洸平、坪倉由幸(我が家)、宮沢りえ、水田伸生監督に質問をし始めた阿部は、独特な世界観で会場を笑いに包んだ。
「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」「謝罪の王様」の水田監督と阿部が4度目のタッグを組んだ本作は、人知れず亡くなった人を埋葬する“おみおくり係”として役所で働く牧本(阿部)が、ある老人のおみおくりに身寄りや知人を集めようと奔走するさまを描く。9月30日から全国335館で公開を迎えた。
阿部らが初日の喜びを語るなか、坪倉は「素敵な作品に参加できて本当に嬉しいです。感謝しても普段は頭を下げないようにしているんです、いろいろあって。でも今日はこんなにお客さんに来ていただいたので、頭を下げます」と、薄くなった頭頂部を客席に見せて笑いを誘った。
その後、MCを任された阿部は「『ちょっとまってくださいよー』的な感じでよろしくお願いしますって台本に書いてありました。まぁ、やるんですけれど」と裏側を明かしつつ、共演者に質問をすることに。
自身が演じた牧本っぽい口調で、満島には「今日(衣装は)グッチですか?」「おいくつですか?」「僕と共演してどうでしたか?」と続けざまに質問。満島は「阿部さんはどういう人かなと思っていたのですが、お話ししてみたらとても温かくて、ハートフルで、一緒にいると楽しくて。やっぱりすごく好きな俳優さんでした」と回答し、阿部を照れ笑いさせる。
阿部はその後も松下に「次回僕と共演するとしたらどんな役柄が良いですか?」、坪倉には「坪倉さんにとって我が家とはなんですか?」などと質問。宮沢には「朝起きたらまず何をするんですか?」と聞き、「窓を開けてベランダに出ます」と返されるも微妙な空気に。「御髪(おぐし)が短くなったんですね。すごく似合っている。元祖ボブ……後で怒られんですか?」と恐々質問。宮沢は笑みを浮かべながら「後でちょっと裏来い」と冗談めかしていた。
最後に、阿部は観客に向けて「人と人とのつながりは大事だと感じさせる映画です。今こういう時期ですが、生きるって大切だって感じてほしい」とメッセージ。「生きるっていいなって感じです。でも、重く考えなくていいと思うんです。楽しく見ていただいて」と話してから、「なんでだらだらしゃべっているかというと、さっきのMCをすごく後悔しているんです」と告白し、最後まで笑いに包んでいた。
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