「シャイニング」の前日譚映画がボツに 「ドクター・スリープ」監督が明かす
2022年9月23日 09:00

「ドクター・スリープ」の続編企画がボツになったことを、同作を手がけたマイク・フラナガン監督が自身のTwitterで公表した。
「ドクター・スリープ」は、スティーブン・キングの同名小説の映画化で、「シャイニング」に登場した少年ダニー・トーランスのその後を描いた作品。フラナガン監督は、「シャイニング」および「ドクター・スリープ」に登場するディック・ハロランを主人公にした前日譚の企画開発を開始していたものの、「ドクター・スリープ」の興行がふるわなかったために、同シリーズの権利を持つ米ワーナー・ブラザースが中止を決定。「ドクター・スリープ」は批評こそ好評だったものの、製作費4500万ドルに対し世界累計興収7200万ドルと芳しい結果が得られなかった。
フラナガン監督は、「寸前までいったんだ。実現しなかったことを一生後悔することになるだろう」と、ツイートしている。なお、ワーナーは「シャイニング」の舞台となるオーバールック・ホテルを舞台にしたドラマを米動画配信サービスのHBO Max向けに企画開発していたが、こちらもボツとなっている。
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