【D23/新作アニメまとめ】ディズニー設立100周年を記念し「WISH」製作決定! 「インサイド・ヘッド」続編は24年夏全米公開
2022年9月10日 18:04

ディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO」が9月10日(日本時間)、米アナハイム・コンベンション・センターで開幕し、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオによるプレゼンテーションが行われた。目玉はディズニー・スタジオ設立100周年を記念し、製作される「WISH(原題)」。また、「インサイド・ヘッド」の続編「インサイド・ヘッド2(原題)」が2024年夏に全米公開されることも発表された。
この日は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェニファー・リー(「アナと雪の女王」)と、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクター(「モンスターズ・インク」)が登場し、両社の最新情報をファンにお披露目。次々と新作タイトルや、初めて出会うキャラクターが紹介されると、会場全体が歓声に包まれた。
「わが社のレガシーについて、周りの監督たちと話しながら、ディズニーの伝統にインスピレーションを得た独自性のあるストーリーにするべきだと考えました」。そう語ったリーは、脚本に参加する「WISH(原題)」をクリス・バックとフォーン・バーサントーンという世代を超えた共同監督が指揮していると発表し、両名をステージに招き入れた。
「アナと雪の女王」の監督でも知られるバックは、「色あせない水彩画と、3DCGアニメーションをブレンドし、これまでのディズニー・アニメーションとは異なる映像が生まれている」と新たな試みに期待感。新進監督のバーサントーンも「古典とコンテンポラリーの融合によって、まったく未知なものを作るのはどうかと考えた」と語り、タッグを組んだ意義を強調した。

物語の舞台は、どんな“願い”もかなうという王国。勇気に満ちあふれる17歳のヒロイン、アーシャが、大きな願いを実現させる難しさとそこに潜む危険に直面する本作。ヒロインを「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー賞助演女優賞を獲得したアリアナ・デボーズが演じることも発表され、デボーズ本人が劇中曲「More For Us」を生披露した。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの新作では、同社初となる親子3世代が主人公として活躍する「ストレンジ・ワールド もうひとつの世界」(11月23日)も注目の的。物語の主人公は、伝説的な冒険一家で、この日は祖父を演じるデニス・クエイド、その息子役のジェイク・ギレンホールらがステージに立った。ディズニー作品への出演も多いクエイドは「ファミリーに戻ってこられてうれしい」と喜び、初のディズニー作品出演となるギレンホールは「ずっと出たいと思っていたんだ!」とこちらも声を弾ませた。
一方、ピクサーを率いるドクターは、自身の代表作でもある「インサイド・ヘッド」の続編「インサイド・ヘッド2(原題)」について、「今、すばらしいチームが取りかかっているところ。僕は監督のバトンを才能豊かなケルシー・マンに託しました。まだ製作のすごく初期段階なので、詳しいことは何も言えません」と慎重な姿勢。しかし、同席した女優のエイミー・ポーラー(「インサイド・ヘッド」のヨロコビ役)は「脚本を読んだんだけど、すごく良いの!」「主人公のライリーが、ティーンになっています」「新しい感情が登場するってことは言わないようにしますね。あ、しまった!」と暴走し、ドクターを慌てさせた。
同じくピクサーの新作「エレメンタル(原題)」は、2023年6月16日全米公開が決定。火・水・土・風という4大要素が共存する街を舞台に、“火”の若い女性が“水”の男性と冒険の旅に出るという物語で、「アーロと少年」のピーター・ソーン監督が、韓国系移民として、ニューヨークで過ごした子ども時代がインスピレーションになっている。正反対の特性を持った者同士の共存がテーマになっており、「僕の両親のように、夢と希望を持って、故郷を離れ、新しい土地に来た人たちはたくさんいます。そして、大きなサラダボウルのように、違った言語、違った近所が混じった文化が生まれたのです」と語っていた。
ディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO」は9月10日(日本時間)から3日間にわたり、アナハイム・コンベンション・センターで開催。通常2年に1度の開催だが、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になったため、3年ぶりの実施となる。ディズニーの映画、動画配信、テレビ、ゲーム、テーマパークの最新情報を発表するほか、経営陣やセレブリティも登場。さまざまなプレゼンテーション、パビリオン、体験、コンサート、先行試写といったファン垂涎のイベントが目白押しだ。

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