「アニメハックTV」徳井青空の生涯ベスト映画、最近感銘を受けた作品は?【あの人が見た名作・傑作】
2022年9月2日 18:00

映画を見に行こうと思い立ったとき、動画配信サービスで作品を鑑賞しようとしたとき、何を見れば良いのか分からなかったり、選択肢が多すぎて迷ったりしてしまうことは誰にでもあるはずです。
映画.comでは、企画「あの人が見た名作・傑作」を更新中。映画業界、ドラマ業界で活躍する著名人がおすすめする名作、傑作をご紹介していきます。第15回は、映画.comが運営するアニメ情報サイト「アニメハック」が、月1回お届けしている生配信番組「アニメハックTV」で、MCを務める声優の徳井青空さんです。
「ラブライブ!」矢澤にこ役、「探偵オペラ ミルキィホームズ」譲崎ネロ役など、多くのアニメ作品に出演している徳井さん。クロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」ではテイエムオペラオー役としてライブ出演もしています。
漫画家としての顔をもち、自身が描いた漫画「まけるな!!あくのぐんだん!」は2017年にタツノコプロ制作でテレビアニメ化されました。また20年には実写短編映画「時々は、眠れない夜に」で監督デビュー、22年には恋愛アンソロジー「にがくてあまい」に収録されている「恋のや」にて初の小説執筆を行うなど多岐にわたって活動しています。
徳井さんがMCを務める「徳井青空のアニメハックTV」では、毎回ゲストをお招きして、アニメやイベントの最新情報などを約1時間の生配信でお届けしています。アニメハック公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/animehack_official)で生配信後、アーカイブも無料で視聴できます。
(C) 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH「耳をすませば」は、雫のセリフが全体的に“セリフっぽいセリフ”というか、物語を読んでいる人特有のセリフまわしのように感じられたのも印象的です。お姉ちゃんなど家族の会話は自然で生身っぽい口調な気がするのですが、雫のセリフはそれ自体が物語のセリフっぽく感じられて、そうした言葉のチョイスも好きだなと思いながら見ていました。
柊あおいの同名少女コミックが原作。読書好きな中学生3年生の少女・月島雫が、バイオリン職人を目指す天沢聖司と出会い、お互い惹かれあう青春模様が真っすぐに描かれる。ジブリ作品を支えてきた名アニメーターの近藤喜文による長編初監督作。
(C) 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社「時をかける少女」が公開されるときも楽しみにしていて、実際、予想をこえる面白さがありました。大人になった今見返すと、いろいろな見方や深い考察ができるので、いつ見ても本当にいいなと思います。
(C) 「時をかける少女」製作委員会2006テレビドラマや映画で映像化されてきた筒井康隆の同名青春SF小説を初めてアニメ化。過去へ飛べる「タイムリープ」の力を手にした女子高生の真琴が、過去を何度もやり直していくうちに、人生のかけがえのない時間に気づく姿を描く。

見終わって、シンプルにこれからも「エヴァンゲリオン」を見たいなと思いました。これで完結みたいな雰囲気もありますが、今後も「エヴァンゲリオン」と名のつく新作が見られたらいいなと期待しています。
「シン・エヴァンゲリオン」の公開でもうひとつうれしかったのは、「エヴァ」の過去作が劇場で上映されたことでした。私が好きな「まごころを、君に」も映画館で見ることができて、最後の「気持ち悪い」「終劇」の流れでファンの方は衝撃をうけたという伝説を聞いていたので、それをリアルタイムで経験した人はうらやましいと思っていたんです。テレビであの結末を見るのと映画館で見るのとでは印象が違うだろうなと思っていたので、それに近い体験が劇場で味わえて面白かったです。「エヴァ」にかぎらず過去の名作の再上映は、もっとやってもらえるとうれしいです。
テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で物議をかもした最終2話を完全新作で描きなおした完結編。テレビアニメ版24話から分岐する、もうひとつのエンディングとなる25話「Air」と26話「まごころを、君に」で構成される。
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