伊藤沙莉「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」に主演! 内田英治監督&片山慎三監督のタッグ作
2022年8月5日 11:00
「ミッドナイトスワン」の内田英治監督と「岬の兄妹」「さがす」の片山慎三監督がタッグを組んだ映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」が、2023年に公開されることが決定した。伊藤沙莉が主演し、竹野内豊、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也、高野洸が共演。あわせて、場面写真も披露されている。
本作の舞台は、東洋の魔窟と称される歌舞伎町。内田監督と片山監督が6つのストーリーを2人で分業、1本の映画として創り上げていくというコラボレーションスタイルの意欲作となっている。次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線として繋がり、オフビートな笑いと感動の涙を巻き起こす。
新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女マリコ(伊藤)。日々バーテンとして常連の相手をしているが、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業だ。 ある日とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうけ、恋人の自称忍者・MASAYA(竹野内)の協力のもと、宇宙人に迫ってゆく。
「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」の主題歌は、Da-iCE の「ハイボールブギ」。23年にテアトル新宿ほか全国公開。監督陣、キャストのコメントは、以下の通り。
☆「カールモール」のバーテンダー兼探偵 マリコ役
マイダディ内田英治監督との久々のお仕事ということでとにかく楽しみでした。
そして全裸監督でお世話になりつつもずっと監督としてご一緒させて頂きたかった片山慎三監督も加わり台本が来る前から撮影が待ち遠しい気持ちでいっぱいでした。
お二人が共に手掛ける作品はどんなものになるんだろうとワクワクしていましたが台本を頂いて私の中ではとても新しい構成でしたし初めての世界観に緊張すら覚えましたがそこにとても面白みを感じました。
撮影自体は日数が少なかったこともありあっという間すぎて終わってしまった時正直もっとやっていたいと思いました。
マリコを軸に置きつつなかなか色濃いキャスト様たちが織りなすなかなか色濃い群像劇なのでポップコーン片手に楽しく観ていただけたら嬉しいです!
☆マリコの彼氏で、自称 伊賀麻績新陰服部流を継承した忍者 MASAYA役
今後の日本映画界で個性的な活躍が更に期待される監督2人のオリジナル作、それを聞いただけでわくわくしました。
多種多様で独特な文化が入り交ざる新宿の街を舞台に、主演の伊藤沙莉さんと個性豊かな役者達が、六つに分かれたオムニバスの中で奇想天外な人間模様を映し出します。所々で描写が交差して行く脚本は面白かったです。
夜の撮影は、身体の芯まで冷えて皆さん大変だったと思いますが、アットホームな現場で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
私自身も完成が楽しみです。
☆常連客の落ちぶれヤクザ 現在はラブホテルの清掃員 戸塚六平役
いま勢いのある同世代監督とようやくご一緒できてとても嬉しかったです。
よくこんな場所探してきたなぁ、と感心するくらい一つ一つのロケシーンにこだわりを強く感じて、完成したこの映画がどんなディープで猥雑な世界観に仕上がっているのかとっても楽しみにしております。
☆宇宙人を連れて様々な追手から逃亡している科学者 天本秀樹役
あまり出会う事のできない脚本で面白かったです。しかも監督は内田英治さんと片山慎三さんのお二人で、主演の伊藤沙莉さんはじめ、スタッフ、キャストの皆さんと共に、愛すべき、ちょっと変な映画に参加出来て大変嬉しく思いました。
☆常連客で売れないホストに熱を上げるキャバ嬢 絢香役
新宿の地で、夢を見て、愛を覚え、人の温かさを知り、そして全てを現実に奪われ。
ただ生きるってこんなにも難しいんだと感じながらの撮影は、本当に貴重な経験でした。
新宿って本当に色んな人がいて、すれ違う全員にそれぞれの人生があって、それを覗き見するかのように台本を読み進めていく時間が、恐ろしくもありながら、非常に楽しかったです。
素直にいい子で生きることが全てじゃないと、新宿の地に教えてもらえた気がします。
是非劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです。
☆キャバ嬢を追い掛け回す歌舞伎町のシリアルキラー 南部役
『探偵マリコ』はアカデミー賞監督の内田さんと、ブッチギリで勢いのある片山さんが共同監督という、なんとも豪華な組み合わせの映画となりました。つまり、みんなが好きなカレーにティラミスを混ぜちゃった的な映画な訳です。いいですよね!みんなが好きなモンをイッショクタにしちまえって発想が。更に伊藤沙莉さん、竹野内豊さん、北村有起哉さん、宇野祥平さんはじめ、素晴らしい俳優やスタッフが集結しました。さあ、みなさま、お腹を空かせてご賞味くださいませ!
☆一攫千金を夢見る歌舞伎町の売れないホスト 星矢役
僕としては久しぶりの映画作品ということでワクワクしていました。
そして脚本を読んだ時、さらに昂りました。
ちっちゃい頃から宇宙人に興味があったので惹かれていき、歌舞伎町で起きているというのがどこかリアルに感じてしまい、堪らなく好きでした。
公開が楽しみです。
片山監督とコラボしました。やりたいことを自由に、ごった煮させた映画です。撮影していて楽しかったし、出来上がりもちょっと変な作品となりました。みなさん、お楽しみに。
ある日内田監督から連絡が来た。
一緒に短編をやらないか?というもので複数の監督で物語をリレー方式でやりたいと。
面白そうだなと思い、短編ということもあり軽い気持ちで快諾させていただいた。
色々話していると面白いアイデアが出てきて、結局、内田監督と2人でのバトンのつなぎあいになって、尺も長編になったけど、笑える、いい意味でバカバカしい、現代に必要な要素が盛りだくさんの映画が出来上がったと思ってます。
忍者、FBI、宇宙人、マジックミラー号、出てきます。
皆さん是非お楽しみください!
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