祈祷師、憑りつかれた女性、恐怖の儀式! 悪夢のような世界観に話題騒然「女神の継承」監督&キャストに直撃インタビュー
2022年8月5日 19:00

韓国の大ヒットオカルトホラー「哭声 コクソン」のナ・ホンジン原案、プロデュース、タイのバンジョン・ピサンタナクーン監督がメガホンをとった「女神の継承」が公開された。自然豊かなタイ東北部の小さな村の祈祷師と、何かに憑りつかれた若い女性が軸となった悪夢のような恐ろしい展開を、多くのホラーファンが「地獄のような鑑賞体験」「土着信仰の呪いが衝撃的」と絶賛している。このほど、日本公開を記念し、ピサンタナクーン監督と祈祷師ニムを演じたサワニー・ウトーンマ、何かに憑りつかれる女性ミンを演じたナリルヤ・グルモンコルペチが来日し、映画.comのインタビューに応じた。
タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族の血を継ぐミンは、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになってしまう。途方に暮れた母は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。ミンを救うため、ニムは祈祷をおこなうが、ミンにとり憑いていたのは想像をはるかに超えた強大な存在だった。


ミン役探しは、かなり苦労しました。オーディションまでナルリヤさんの事は知らなかったのですが、オーディションテープを見て、自分が思い描いた女性だと思い決定しました。

そして、祈祷師に対して少しずつ理解を深めて行きました。ワークショップでキャラクター作りをしていきましたが、監督は、“祈祷師はこうあるべき”という演技を決めませんでした。ですから、ニムを撮る監督が一番疲れたと思います。撮影中もあまりうまくいってないテイクがあったときは、何度もいろんなパターンで演じ直し、最終的には監督の期待に沿うような人物になったと思います。


今回目標としたのは映画に特別な雰囲気を出すことでした。リアルを追求し、カメラの手が震えたり、ライトを使わないなどのフェイクドキュメンタリーの工夫ではなく、今回のモキュメンタリーでは最初はすごく美しく撮りながら、次第に怖くなっていき、後半は全く違う様相になる……そういった雰囲気作りに一番心血を注ぎました。

「女神の継承」は公開中。R18+指定。
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