マイケル・J・フォックスに米アカデミーが人道賞を授与
2022年6月27日 09:00

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが6月21日(現地時間)、第13回ガバナーズ賞受賞者を発表。ユーザン・パルシー、ダイアン・ウォーレン、ピーター・ウィアーに名誉賞、マイケル・J・フォックスにジーン・ハーショルト人道賞が贈られる。
ジーン・ハーショルト人道賞は、映画芸術と科学における人道的努力で、映画業界に信用をもたらした人物に贈られる賞。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティ役で知られるフォックスの受賞理由について、同団体は「パーキンソン病の研究を精力的に推進し、その限りない楽観主義によって、一人の人間が何百万もの人々の未来を変られることを実証しています」と述べている。パーキンソン病を抱えながら俳優活動を続けてきたフォックスは現在、デイビス・グッゲンハイム監督によるドキュメンタリー映画の撮影中だ。
名誉賞には、「白く渇いた季節」でハリウッドのメジャースタジオ初の黒人女性監督を務めたパルシー監督、「マネキン」や「アンカーウーマン」など100以上の映画のためにオリジナル曲を書き下ろした現代で最も多作なシンガーソングライターのひとりであるウォーレン、1970年代のオーストラリア・ニューウェーブの旗手として頭角を現した、「いまを生きる」「グリーン・カード」のウィアー監督が選ばれた。
毎年秋に開催されるガバナーズ賞は、同団体が映画界に貢献した人物に名誉賞を授与するもの。当初はアカデミー賞授賞式で授与が行われていたが、2009年にガバナーズ賞として独立した。第13回ガバナーズ賞授賞式は11月19日ロサンゼルスで開催、受賞者4人にオスカー像が贈呈される予定だ。
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