岡田准一×坂口健太郎「ヘルドッグス」にMIYAVI! 容姿端麗なインテリヤクザに
2022年6月21日 07:00

岡田准一と坂口健太郎が共演する、原田眞人監督作「ヘルドッグス」に、アーティストで俳優のMIYAVIが出演していることがわかった。関東最大のヤクザ組織・東鞘会の7代目会長で、容姿端麗なインテリヤクザ・十朱義孝(とあけ・よしたか)を演じる。
岡田と原田監督が「関ヶ原」「燃えよ剣」に続き3度目のタッグを組む本作は、深町秋生氏の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)を映像化するもの。岡田は正義も感情も捨て、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警察官・兼高昭吾を演じる。あるトラウマを抱え、復讐にのみ生き、その狂犬ぶりに目をつけた警察組織から東鞘会への潜入という危険なミッションを強要される。共演する坂口は、死刑囚の息子という境遇ゆえに深い闇を抱え、組織内でも誰も手がつけられない制御不能な男・室岡秀喜を体現する。
警察のデータ分析によると、兼高と室岡の相性は98%。警察は兼高に、室岡に喧嘩を売ることをきっかけに、組織へ潜入するよう指示する。ふたりは最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで上りつめ、互いになくてはならない存在に。しかし兼高は、室岡に「潜入捜査」という真の目的は明かせない。やがてふたりは、予測不能な展開に巻き込まれていく。
MIYAVIはギタリストとして注目を集め、8度のワールドツアーを成功させるかたわら、俳優としてもアンジェリーナ・ジョリー監督作「不屈の男 アンブロークン」(2016)でハリウッドデビュー。「BLEACH」「ギャングース」(ともに18)などに出演し、国外でも「キングコング 髑髏島の巨神」(17)、「マレフィセント2」(19)にも参加した。本作で演じる十朱は、ヤクザ社会では異例の人事で会長に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすほどにまで成長させた男。組織内でのし上がっていく兼高と室岡は、十朱の護衛を務めることになる。頭が切れて語学堪能、趣味は美術鑑賞。端正な顔立ちで耳にピアスをつけ、洒落たスーツに身を包み、ビジネスマンのような規則正しい生活を送る一方、高い戦闘能力と凶暴性も持ち合わせている。
MIYAVIは、「十朱は『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました」と、兼高との関係を明かす。
そんな兼高を演じた岡田について、「本当に真面目だし、アクションが好きだなと感じました。音楽番組でしか共演させてもらったことがなかったので、今回改めて作品を通じてやりとりをする中で、あれだけ武術を極め、アクションの振り付けも出演していないシーンにも関わっていたりする。映画人としての心意気と、熱いものを感じさせられました。本当にエキサイティングな現場で、出演できて光栄でした」と語るMIYAVI。「大変なシーンもたくさんありましたけど、原田監督と岡田くんの映画作りに対する姿勢がキャスト・スタッフにも共鳴して作り上げられたんじゃないかなと思います」と振り返った。
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