協力しなければ全滅…韓国&北朝鮮大使館員の生死をかけた脱出 「モガディシュ」予告編
2022年4月28日 10:00

韓国を代表する名優キム・ユンソクと人気俳優チョ・インソンが初共演を果たした「モガディシュ 脱出までの14日間」の日本版予告編と場面写真が、このほど披露された。
2021年度、韓国でNo.1の大ヒットを記録した本作は、ソウル五輪からわずか2年後に起こった知られざる実話を映画化。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描いている。韓国のアカデミー賞と称される「第42回青龍映画賞」では、最優秀作品賞、監督賞を含む5部門に輝き、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ「ポルト国際映画祭」オリエント部門の最高作品賞(Best Film Award)を獲得している。


監督を務めたのは、「ベテラン」「ベルリンファイル」「生き残るための3つの取引」のリュ・スンワン。韓国のハン大使役をキム・ユンソク(「1987、ある闘いの真実」)、カン・テジン参事官役をチョ・インソン(「ザ・キング」)、北朝鮮のリム大使役をホ・ジュノ(「国家が破産する日」)、北朝鮮のテ・ジュンギ参事官役をク・ギョファン(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)が演じている。


予告編は、国連への加盟を目指す韓国と北朝鮮が、アフリカ諸国からの信任を得ようとソマリアの首都モガディシュで激しく対立する様子を活写。韓国のハン大使が乗った車が、北朝鮮の裏工作によって襲撃され、大統領への面会が阻止されるなど両国間の対立はエスカレートしていく。「いつまで妨害工作を?」と抗議するハン大使に対し、「デマを流すからだ。同胞を売るマネはよせ」と北朝鮮リム大使も譲らない。
そんな中、ソマリア内戦が勃発。たちまち市街は大混乱に陥り、両国の大使館員とその家族たちも孤立無援になってしまう。ついに暴徒の襲撃を受け、大使館を追われた北朝鮮大使リムが向かったのは、相容れない相手である韓国大使館。 命の危険が迫るなか、それぞれの思惑が交錯し、激しくぶつかり合う場面も。「協力せねば全滅だ」というハン大使。果たして彼らはモガディシュから脱出できるのか――2人の大使の選択の行方が気になる内容だ。
「モガディシュ 脱出までの14日間」は、7月1日から新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。
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