タイの祈祷師一族を不可解な現象が襲うR18+ホラー、7月公開 「哭声 コクソン」ナ・ホンジンが原案&プロデュース
2022年4月22日 17:00

「チェイサー(2008)」「哭声 コクソン」のナ・ホンジンが原案・プロデュースを務めた「THE MEDIUM(英題)」が、「女神の継承」の邦題で、7月29日から公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルが披露された。
本作の企画は「哭声 コクソン」の続編として、ナ・ホンジン監督が同作に登場する祈祷師・イルグァン(ファン・ジョンミン)の物語を思いついたことからスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ“「哭声 コクソン」のアナザーバージョン”とも言える衝撃作が完成した。
タイ東北部イサーン地方。小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになった。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか――。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった。
監督は、タイ出身のバンジョン・ピサンタナクーン。ハリウッドリメイクされた「心霊写真」、タイでは「アナと雪の女王」を超え、異例の動員1000万人を突破、タイ歴代興行収入第1位をたたき出した「愛しのゴースト」を手掛けている。
本作がプレミア上映されたのは、2021年・プチョン国際ファンタスティック映画祭。わずか“26秒”でオンラインチケットが即完売するほどの盛況ぶりで、最優秀長編映画賞を受賞している。その後も、ホラー作品にも関わらず、アカデミー賞国際長編映画賞タイ代表に選出。韓国劇場公開では、青少年観覧不可(映倫区分R18+相応)でありながら「ブラック・ウィドウ」を抑え、興行収入初登場第1位を記録している。
「女神の継承」は、7月29日からシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺、8月12日から丸の内ピカデリーほか全国公開。R18+指定。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート