竹内涼真×横浜流星「アキラとあきら」映像初公開 上白石萌歌、江口洋介ら総勢22人の豪華キャスト発表
2022年4月16日 08:00
竹内涼真と横浜流星が共演し、池井戸潤氏の人気小説を映画化する「アキラとあきら」の特報(https://youtu.be/tEJlRJTse5w)とポスターがお披露目。あわせて、上白石萌歌、児嶋一哉、満島真之介、塚地武雅、宇野祥平、奥田瑛二、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介ら総勢22人の豪華キャストも発表された。
「半沢直樹」「陸王」などで知られる池井戸氏による原作は、2017年に徳間書店で書籍化され、累計発行部数約70万部(20年発売の集英社文庫版、電子を含む)を記録。17年には向井理と斎藤工が共演し、WOWOWで連続ドラマ化され、第34回ATP賞のテレビグランプリを獲得するなど高い評価を得た。
三木孝浩監督(「きみの瞳(め)が問いかけている」)がメガホンをとる映画版では、父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻ろうされてきた山崎瑛(やまざき・アキラ/竹内)と、老舗海運会社「東海郵船」の御曹司でありながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(かいどう・あきら/横浜)が、ともに日本有数のメガバンク「産業中央銀行」に同期入社し、ある試練に立ち向かうさまを描く。「King & Prince」の高橋海人(※高は、はしごだか)が階堂の弟で、やがて若くして「東海郵船」の社長に就任する龍馬を演じた。
物語の中心となるのは、人を救うバンカーになりたいという熱い理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂。しかし、ある案件で理想と信念を押し通した山崎は左遷される。一方で順調に出世した階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が立ちはだかり、階堂家グループは倒産危機に陥る。グループ全社員とその家族4800人の人生がかかった危機的状況のなか、山崎と階堂の人生が再び交差する。
新たに、山崎と階堂の脇を固める22人の新キャストの参戦が明らかになった。上白石は、ふたりに憧れる「産業中央銀行」の若き銀行員・水島カンナ、奥田は伝説のトップバンカーとして知られる融資部長・羽根田一雄、江口は上野支店副支店長で、融資の確実性を最重要視する山崎の上司・不動公二を演じる。
山崎が幼い頃に出会った銀行員で、山崎自身が銀行員を志すきっかけになった工藤武史役に満島、山崎の実家が経営していた「山崎プレス工場」の従業員・保原茂久役に塚地、山崎が融資を担当している取引先「井口ファクトリー」の社長・井口雅信役に宇野を配した。さらに、石丸が階堂の父で、「東海郵船」の社長・一磨、児嶋が階堂の叔父で、「東海郵船」のグループ会社「東海観光」の社長・崇、サンタマリアが同じく階堂の叔父で、グループ会社「東海商会」の社長・晋を体現。そのほか戸田菜穂、野間口徹、杉本哲太、酒井美紀、山寺宏一、津田寛治、徳重聡、矢島健一、馬渕英里何、山内圭哉、山村紅葉、竹原慎二、アキラ100%ら個性豊かな面々が顔をそろえる。
ポスターは、「産業中央銀行」の社屋を背景に凛々しい表情を見せる山崎と階堂を中心に、豪華キャスト陣が集結した重厚な仕上がり。特報では、「人を温情で見ていたら痛い目をみるぞ」と冷静に告げる階堂に対し、「人を信用できない人間が、人に金を貸せるのか」と熱い人情をのぞかせる山崎が切り取られており、銀行員としてふたりが持つ、真逆の信念が垣間見える。
「アキラとあきら」は、8月26日に全国東宝系で公開。