「GHOSTBOOK」おばけの声優は、下野紘&杉田智和&大塚明夫&田中泯! 異世界に誘うポスターも完成
2022年4月12日 10:00
山崎貴監督の最新作「GHOSTBOOK おばけずかん」で、おばけの声を務める豪華声優陣が発表され、ポスタービジュアルもお披露目された。下野紘が一反木綿(いったんもめん)、杉田智和が山彦(やまびこ)、大塚明夫が百目(ひゃくめ)、田中泯が最強の敵ジズリの声を担う。
本作は、“大人が知らないベストセラー”として人気を集める「おばけずかん」シリーズ(講談社刊)を実写映画化するもの。どんな願い事も叶えてくれる1冊の本(=「おばけずかん」)を開いた子どもたちを待ち受ける数々の試練、新たな出会いや別れなどがつまった成長物語を、AIも導入した最新VFXを駆使して描く。総勢500人が参加したオーディションを勝ち抜いた城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香ら逸材たちが、主人公の子どもたちに扮し、新垣結衣と神木隆之介が共演。2000年に手がけたデビュー作「ジュブナイル」から20年を経た山崎監督が、自らの原点ともいえる少年少女を主人公にした作品に再び挑む。
「鬼滅の刃」(我妻善逸役)、「うたの☆プリンスさまっ♪」(来栖翔役)など、感情豊かな表現力で絶大な支持を誇る下野が、空を飛び回り、怒ると巻きついて首を絞めてくる一反木綿を演じる。ヤンキー気質だが、おっちょこちょいな面を持つという役どころだ。「銀魂」(坂田銀時役)、「ジョジョの奇妙な冒険」(ジョセフ・ジョースター役)など、低めで厚みのある声質で数々の主人公を演じる一方、独特のテンションを生かしたギャグも得意とする杉田が、山に向かって大声で叫ぶと、同じ言葉を返してくる山彦役を務める。
体中に付いた目を飛ばして攻撃してくる、武士道を重んじる性格の百目役には、「ブラック・ジャック」(ブラック・ジャック役)、21年に引き継いだ「ルパン三世 PART6」(次元大介役)など深みのある低音ボイスで多くのファンを持ち、洋画の日本語吹き替え版でニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントンを演じる大塚。世界的なダンサーで、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など俳優としても存在感を発揮する田中は、時空を歪めることができ、その強さから「神霊指定」として恐れられるジズリを重厚感たっぷりに演じる。田中は「永遠の0」「DESTINY 鎌倉ものがたり」「アルキメデスの大戦」に続き、山崎監督作品への参加は4度目。アフレコの際は、体を使って山崎監督と表現の擦り合わせをするなど、ダンサーならではのやり方で役と向き合った。
ポスターには、本から飛び出したおばけたちと、驚きの表情を浮かべる一樹(城)ら子どもたちと臨時教員の瑤子先生(新垣)を活写。山崎監督が原作から着想を得て、本作のために特別にデザインしたリアリティのあるおばけのビジュアルに注目だ。崩れゆく夜の校舎、子どもたちに試練を与えるミステリアスな古本屋の店主(神木)、図鑑の秘密を知るおばけ・図鑑坊(CV:釘宮理恵)も切り取られ、異世界に誘われる仕上がりとなった。
「GHOSTBOOK おばけずかん」は、7月22日に公開される。声優陣のコメントは、以下の通り。
縄張り意識が強く、ちょっとヤンチャで神経質な一反木綿。ヤンキーのように絡んでくるくせに子どもたちの罠にかかってしまうという、ちょっと情けない一面もある、どこか憎めないおばけです。ドタバタするシーンが多く、より面白くするためにアドリブなんかも入れさせていただいているので、それがどこなのか探してみてください! そして、一反木綿の活躍を楽しんでいただけたら、幸いです!
夏が来ると思い出すのは、雑誌やテレビで特集が組まれる怪談です。幼少の頃受ける感性の刺激はその後の成長に良い影響を及ぼすと思います。私自身、役を演じながら昔を思い出していました。かつて子どもだった大人、そしてこれから育つ子ども、皆におすすめの映画です。よろしくお願いします。
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