ジュード・ロウ主演、“理想の夫妻”の崩壊劇を描く虚飾と野望の心理スリラー「不都合な理想の夫婦」4月29日公開
2022年3月17日 07:00

サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞では6部門にノミネートを果たしたジュード・ロウ主演作「不都合な理想の夫婦」が、4月29日から公開される。
誰もが羨むような理想の夫妻の“不都合”な真実を描く、美しくもダークな心理スリラー。主人公のルーニーを演じたのはジュード・ロウ。その妻アリソン役は、「FARGO/ファーゴ3」でエミー賞にノミネートされ、近年は「ゴーストバスターズ/アフターライフ」などの話題作への出演が続くキャリー・クーン。監督は「マーサ、あるいはマーシー・メイ」でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。
1986年、NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと息子と娘の4人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンはとある事情から馬小屋の工事が進んでいないことを知る。kino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開。
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