阿部サダヲ演じる連続殺人鬼が岡田健史を翻弄! 「死刑にいたる病」本予告&本ポスター披露
2022年3月16日 09:00

阿部サダヲと岡田健史の主演で、櫛木理宇氏の小説を白石和彌監督のメガホンで映画化する「死刑にいたる病」の本予告と本ポスタービジュアルが披露された。
今作は、阿部と岡田が初共演を果たすサイコサスペンス。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也のもとに1通の手紙が届くところから物語は始まる。送り主は、世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村。24件の殺人容疑で逮捕され、うち9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は犯行当時、地元でパン屋を営んでおり中学生だった雅也も通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れた雅也は、事件を独自に調べ始まる。そこには、想像を超える残酷な事件の真相があった。
雅也役の岡田、連続殺人犯・榛村役の阿部に加えて、岩田剛典が事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝役、中山美穂が雅也の母で常に夫の顔色をうかがう主体性のない妻・筧井衿子役で共演。そのほか、宮崎優(崎はたつさきが正式表記)、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、吉澤健、音尾琢真、岩井志麻子、コージ・トクダが出演する。
本予告では、連続殺人鬼・榛村から1件の冤罪証明の依頼が届いたことを発端に、雅也が不思議な魅力を放つ榛村と、事件の真相に翻弄されていく様子が描かれる。周囲の証言によって明らかになったのは、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで、出会う者を次々と魅了してきた榛村の姿。そして、事件の真相に迫るべく奔走するうち、雅也の中で何かが変わり始める。調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声……。映像は榛村の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉で締めくくられ、事件の底知れぬ不穏さがうかがえる。
「死刑にいたる病」は、5月6日全国公開。
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
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