「オールド・ボーイ」4Kリマスター版、5月6日から公開! パク・チャヌク監督による復讐サスペンス
2022年3月4日 08:00
パク・チャヌク監督による傑作「オールド・ボーイ(2003)」の4Kリマスター版が、5月6日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルも披露された。
本作は、第57回カンヌ国際映画祭(2004年)でグランプリを受賞し、審査委員長のクエンティン・タランティーノ監督が激賞した復讐サスペンス。作:土屋ガロン(狩撫麻礼)、画:嶺岸信明による日本の同名コミックが原作となっており、スパイク・リー監督&ジョシュ・ブローリン主演でハリウッド映画化もされている。
平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)は、ある日突然何者かに拉致され、気が付くと狭い監禁部屋にいた。窓の無い部屋にはベッドと1台のテレビのみ。外部との交信は完全に遮断されている。監禁の理由が明かされぬまま、15年の月日が流れていった。ある日、突如解放されたデス。復讐を誓うデスの前に、彼を手助けしようとする若い女性ミド(カン・ヘジョン)、そして謎の男(ユ・ジテ)が現れる。謎の男は「5日間で監禁の理由を解き明かせ」と命を賭した“死のゲーム”を持ちかける。
監督を務めたパク・チャヌクは「JSA」で国際的に注目を集め、本作でその評価を確実なものにした。ハリウッドにも活躍の場を広げながら、「渇き」「お嬢さん」などを生みだし、今やポン・ジュノと並び韓国映画界を代表する存在となっている。
ポスターは、主人公のオ・デスが復讐の武器として選んだハンマーを振り上げるカットを使用。このハンマーを片手に繰り広げられる“長回しワンカットの立ち回り”は、韓国アクション映画史上に残る伝説のシーンだ。
「オールド・ボーイ(2003)」の4Kリマスター版は、5月6日から全国公開。R-18+指定。なお、ムビチケ前売券(オンライン)が、本日3月4日より販売開始。購入者特典として「特製スマホ壁紙(三種セット)」が付く。