マッツ・ミケルセンが気になったら見るべき作品5選 「ファンタビ」最新作では“黒い魔法使い”に
2022年3月3日 19:00

「ファンタスティック・ビースト」シリーズ最新作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が4月8日から公開される。本作で史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドを演じるのは、“北欧の至宝”と呼ばれ、国際的に活躍するデンマークの名優マッツ・ミケルセン。約1カ月後に迫った本作の公開を前に、ミケルセンが出演するおすすめの作品を紹介する。

ミケルセンが演じるのは、“名前を言ってはいけないあの人”ヴォルデモートの出現まで、魔法界最悪の黒い魔法使いと恐れられたグリンデルバルド。彼の目的は、マグル(非魔法族)ではなく魔法使いが世界を支配することであり、その野望のためならば手段を選ばない。冷徹さと恐ろしいほど強力で黒い魔力を持ちながらも、かつてはダンブルドアと同じ志を持った仲間であり、お互いに戦わないという“血の誓い”を交わしている。
シリーズ1作目「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016)ではニューヨークでMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の魔法保安局長官、闇祓いのパーシバル・グレイブスになりすましていたが、魔法動物学者ニュートの活躍によりMACUSAに捕えられた。続く「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(2018)では輸送中に脱走。その圧倒的カリスマ性で人々の心を操り、勢力を拡大してきた。最新作ではジョニー・デップに代わりグリンデルバルドを演じることになり、US版予告でも気品と冷徹さを表現していることが確認できる。
映画「羊たちの沈黙」などに登場する天才精神科医にして猟奇殺人鬼であるハンニバル・レクター博士の若き日を描いたサイコ・サスペンスドラマ。主人公のFBI捜査官ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)のカウンセラーとして、そしてFBIの犯罪コンサルタントの座に就きながら、ウィルの心を操ろうとするレクター博士を演じた。

ウィルの周囲の人々を家に招き料理を振り舞い、そんなレクターに誰もが心を開き秘密までも話してしまう。そして一切の躊躇なく、いとも簡単に人を殺していく。美しさと恐怖、レクター博士の中に存在する二面性を演じ切り、本作でその人気を確固たるものにした。
ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドとして初めて登場した本作で、テロ組織へ資金提供を行う謎の男ル・シッフルを演じた。漆黒のタキシードに身を包んだシッフルが、カジノテーブルを挟んでボンドと手の内を読みながらポーカーをするシーンが有名であり、ポーカーでボンドを追い詰めたシッフルは、ドリンクに混ぜた毒でボンドを苦しめ、窮地に追いやっていく。

ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めた「ドクター・ストレンジ」では、魔術を習得したストレンジが戦う闇の魔術師カエシリウス役で登場。カエシリウスは、闇の魔術に魅せられ師匠の教えに背き、世界を破滅させようと目論む。闇の魔術に入れ込み、その紳士的な風貌に段々と影を落としていく様を怪演。ダイナミックなアクションシーンも多くあり、プロのアスリート経験や、ダンサーとしての経歴もあるミケルセンが身体能力の高さを見せつけている。

第93回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した作品では、冴えない高校教師マーティンを演じた。うだつが上がらない日々を送るマーティンと3人の同僚は、ノルウェー人の哲学者が提唱した「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、実験をすることに。朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと授業も楽しくなり、生き生きとするマーティンたち。生徒たちとの関係も良好になり、人生は良い方向に向かっていくと思われたが、実験が進むにつれて次第に制御がきかなくなっていく。
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