【全米映画ランキング】「ナイル殺人事件」がV J・ロペス主演ロマコメは3位デビュー
2022年2月16日 09:00

ロサンゼルス・ラムズが逆転で22年ぶりにスーパーボウルを制した週末。全米興行は3本の新作がランクインし、ケネス・ブラナーが名探偵ポワロに扮したミステリー第2弾「ナイル殺人事件」が約1200万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
当初は2020年10月に公開予定だったが、コロナ・パンデミックによる度重なる延期を経てようやく公開となった同作。OP興収はブラナー版ポワロの前作「オリエント急行殺人事件(2017)」の約2870万ドルの半分以下となったが、パンデミックが続く中で、しかもスーパーボウルの週末ということを考慮すると及第点といえるだろう。豪華キャストが話題となった前作に続き、今回もガル・ガドット、アーミー・ハマー、レティーシャ・ライト、アネット・ベニングらが出演。前作同様ブラナー自身がメガホンをとった。
2位は前週首位だった「Jackass Forever」。先週末は約805万ドルの興収で、10日間の累計は約3740万ドル。意外に伸びず、シリーズ記録更新の可能性は潰えてしまった。
2位と僅差のOP興収約800万ドルで3位デビューとなったのは、バレンタイン向けに公開されたジェニファー・ロペス製作・主演のロマンティックコメディ「マリー・ミー」。結婚式を目前に控えた歌姫(ロペス)が、婚約者の若手スター歌手に浮気された腹いせに、たまたまライブを観に来ていた数学教師にプロポーズしたことから起こる騒動が描かれる。共演にオーウェン・ウィルソン、マルーマ、ジョン・ブラッドリー、サラ・シルバーマン。監督はNetflixのドラマシリーズ「デッド・トゥ・ミー さようならの裏に」などで演出を担当したカット・コイロ。
4位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」。公開9週目の週末は約710万ドルの興収で、累計は約7億5900万ドルに。今週中に「アバター」(09年/最終興収約7億6050万ドル)を上回り、北米歴代3位に浮上することになりそうだ。
OP興収約360万ドルで初登場5位に入ったのは、リーアム・ニーソンの最新主演作「Blacklight」。FBI長官の陰謀に巻き込まれた凄腕捜査官が娘と孫を守るために戦うアクションスリラー。カンヌ・パルムドール受賞作「ミッション(1986)」、ベネチア金獅子賞の「マイケル・コリンズ」や「アンノウン」といった名作で共演してきたニーソンとエイダン・クインのアイリッシュ対決を描いた作品だったが、批評家からは厳しいレビューが寄せられ、興行的にも苦しい結果となった。監督は「ファイナル・プラン」でもニーソンと組んだマーク・ウィリアムズ。
大統領の日の連休を迎える今週末は、同名人気ゲームを実写映画化したトム・ホランド主演の冒険アクション「アンチャーテッド」、チャニング・テイタム主演のコメディ「Dog」などが公開される。
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