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解説

1750年~58年を舞台に南米の地の果てに殉教した2人のイエズス会士の物語。製作はフェルナンド・ギアとデイヴィッド・パトナム、監督は「キリング・フィールド」のローランド・ジョフェ、脚本はロバート・ボルト、撮影はクリス・メンジス、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ジェレミー・アイアンズほか。

1986年製作/125分/イギリス
原題:Mission
配給:日本ヘラルド映画

ストーリー

巨大な滝へとつながるイグアス川の上流で、十字架にかけられた男がインディオたちの手で流れに押し出されていた。南米内陸奥地のインディオたちに神の教えをもたらそうとするイエズス会の神父ジュリアンだ。彼は、十字架にかけられた無残な亡骸となった。彼のかわりガブリエル(ジェレミー・アイアンズ)が布教にきた。殺気だった雰囲気の中で、彼はオーボエを吹き、その美しい音色にインディオたちの心は柔らいだ。武器を手にしたグァラニー族の小さな村に迎えられたガブリエルは、そこで、ロドリゴ・メンドーサ(ロバート・デ・ニーロ)の存在を知って落胆する。彼は庸兵にして奴隷商人。アスンシオンの街では知らぬ者がいないこの男は、平和な村に奴隷狩りという魔の手をのばしていた。総督にインディオを売りさばいてアスンシオに戻ったメンドーサは、愛人カルロ(チェリー・ランギ)から、フィリッポ(エイダン・クイン)との愛の方を取ると告白されショックを受ける。実の弟であるフィリッポを、嫉妬に狂ったメンドーサが殺したことを、イエズス全本部に戻ったガブリエル神父は知った。弟殺しで独房に入ったメンドーサを連れ出したのはガブリエルだった。重荷を背負い岩場を踏みしめるメンドーサを、インディオたちが見守った。数年後、滝の上にサン・カルロス教会が建ち、枢機卿アルタミラノ(レイ・マカナリー)が到着した。イエズス会の神父を集めた会でも、しかし、私腹を肥やすことしか眼中にない偽政者たちに、見習い神父として控えていたメンドーサは怒りを爆発させた。メンドーサの怒りをアルタミラノに説明するガブリエル。枢機卿は懊脳した。奴隷に関することはポルトガルとスペインとイエズス会の政治にも影響があるのだ。両国ともイエズス会の勢力増大を恐れ国内のイエズス会士追放をもくろんでいる。会としては南米は譲歩し、ヨーロッパでの布教の道をとるべきだった。楽園を閉鎖するしかないのだ。メンドーサは武器をもって戦う決意をし、その方法に反対しながらも、ガブリエルも戦う姿勢をとった。大量の武器や火薬を持ったポルトガル軍とスペイン軍の前に、メンドーサの率いるグァラニーの人々、さらに祈りに託すガブリエルも最期の時を迎えるのだった--。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 ゴールデングローブ賞(1987年)

受賞

最優秀脚本賞 ロバート・ボルト
最優秀作曲賞 エンニオ・モリコーネ

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ジェレミー・アイアンズ
最優秀監督賞 ローランド・ジョフィ

第39回 カンヌ国際映画祭(1986年)

受賞

コンペティション部門
パルムドール ローランド・ジョフィ
フランス映画高等技術委員会賞 ローランド・ジョフィ

出品

コンペティション部門
出品作品 ローランド・ジョフィ
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映画レビュー

3.0マン氏は見習え

2021年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

壮大で迫力のある映像にマイケル・マンの「ラスト・オブ・モヒカン」と比較してしまう、本作から学ぶ全てがあるようにマイケル・マンは誤魔化しのショボい映像と単に娯楽大作として甘んじる為体。

愛を貫くジェレミー神父と力で守るデ・ニーロ神父、何方が正しいのか?分かっているのは互いの無力さと犠牲になる罪の無い原住民、神の存在意義よりもイエズス会を含めた入植者である白人の傲慢さが全ての原因。

今や親父アクションの代名詞リーアム・ニーソンはスコセッシの「ギャング・オブ・ニューヨーク」から「沈黙-サイレンス-」の前にこんな役をやっていた驚き。

デ・ニーロが髭モジャで格好良い反面、ラストに活躍することも無く意気消沈。

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万年 東一

4.5伝道とは

2021年1月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「ミッション」を辞書で調べたら、伝道、布教、とあった。この映画はズバリ、キリスト教を知らない人たちを勧誘する活動を描くわけだ。

キリスト教って、きれいな絵と賛美歌で攻めてくるからズルいよなぁ。何描いてあるか、何て言ってるかわからなくても、うっとりさせる効果がある気がする。モリコーネ作曲の「ガブリエルのオーボエ」は、まさにそう。天から光がさしてくるような、天使が降りてくるようなイメージ。音楽でジャングルの民の心をつかんだガブリエル、ぐいぐい欧米化を進める。冒頭で十字架に磔にされて滝に落ちていく伝道師は、アプローチを間違えたのかな。(どうやって撮影したのか、すごいドキドキしてしまった)

純朴で、教えられたことを素直に吸収していく南米の民と共に、ユートピアを築いていくガブリエル。平和で美しい世界。しかし、清らかな気持ちで布教するガブリエルたちと反対に、組織としてのイエズス会は彼らを切り捨て、ユートピアは壊されてしまう。

信仰を第一に、不戦を選ぶガブリエルと、現実を第一に、戦いを選ぶロドリゴ。グアラニー族と共に、どちらも滅んでいく。何も悪いことしてないのに、遠いところから渡ってきた強い力に、なす術もない。生き残ったグアラニー族の子供たちは、より奥地へ逃れ、子々孫々に「絶対によそ者を入れてはならぬ」と言い伝えたのではないだろうか。

モリコーネの音楽は南米の楽器も挿入し、エキゾチックな雰囲気も醸し出している。劇中、合唱の場面があったが、もしかして当時の南米にハーモニーはなかったのかも。彼らは和声を知って、衝撃だったのではないか? そういう意味でも、この映画の音楽は威力があると思う。

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ぷにゃぷにゃ

5.0イグアスの滝

kossyさん
2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.0イエズス会

Kjさん
2020年5月1日
iPhoneアプリから投稿

当時、映画館で見せられたのを記憶している。イエズス会と国民国家の相克について描く。先住民に対して行われた一連の支配と残虐行為が主題というよりも、当時のイエズス会が立たされた矛盾と苦悩を、起こった惨状と共に記憶に留めようとしているように思える。勉強になる。
コンピューターに頼れぬ80年代における画力、冒頭の殉教者が十字架に括られ川を流され、滝に落ちる迫力に生々しさを感じる。広い画角で多数の演者が参加した終盤の戦闘シーンは、結末は逆だが、七人の侍を想起させられた。修道着と剣を腰に挿したデニーロが侍に見える。キレるリーアム・ニーソンを期待してしまうのは現在病か?2人とも印象的な最期。そして何よりもジェレミー・アイアンズが役にハマっていて、映画に説得力を持たせた。

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Kj
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