難民の少女から人身売買組織の大物に 実話題材の新作「Madame Luna」に「モービウス」監督
2022年2月5日 08:00

「スパイダーマン」のスピンオフ「モービウス」(ジャレッド・レト主演)の公開を控えるダニエル・エスピノーサ監督が、次回作として「Madame Luna(原題)」のメガホンをとることがわかった。
米バラエティによれば、リビアに漂着したエリトリア人の難民の少女が、イタリアのマフィアと深い関わりを持つ人身売買組織の大物へと変貌を遂げていく実話に基づいた物語。ビンヤム・ベルハンの原案をもとに、マルリツィオ・ブラウッチ(「ゴモラ」)とスハ・アラフ(「シリアの花嫁」)が脚本を執筆した。
「Madame Luna(原題)」は、ハリウッドで活躍してきたスウェーデン人のエスピノーサ監督にとって久しぶりのスウェーデン語作品となる。2010年のクライムサスペンス「イージーマネー」(ジョエル・キナマン主演)のように、プロだけでなく演技経験のない役者も多くキャスティングするドキュメンタリータッチの作風を目指しているようだ。スウェーデンの製作会社モメント・フィルムとイタリア、デンマークの製作会社がプロデュースし、イタリアのシチリア島、カラブリアで5月5日からクランクインする。
エスピノーサ監督はこれまで「デンジャラス・ラン」(デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ主演)、「チャイルド44 森に消えた子供たち」(トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン主演)、「ライフ」(ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、真田広之出演)などを手がけてきた。マーベル・コミックの人気悪役を描く新作「モービウス」は、4月1日に全米公開が予定されている。
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