全米注目の怪奇現象事件に着想得たエクソシスムホラーに豪華キャスト! Netflixが製作
2022年2月4日 23:00
「プレシャス」「大統領の執事の涙」のリー・ダニエルズ監督が、悪魔払いを題材にした新作ホラーのメガホンをとることがわかった。米Deadlineによれば、争奪戦の末にNetflixが製作、配給権を獲得したという。
まもなく公開されるダニエルズ監督作「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」に主演したアンドラ・デイをはじめ、グレン・クローズ、オクタビア・スペンサー、ロブ・モーガン(「ドント・ルック・アップ」)、ケイレブ・マクロクリン(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」)、アーンジャニュー・エリス(「ドリームプラン」)といった豪華キャストが共演。米インディアナを舞台に、悪魔に取り憑かれた子どもたちとその母(デイ)を描くようだ。
実話にヒントを得たというタイトル未定の本作は、インディアナポリス・スター紙で報じられ全米の注目を集めた事件をもとにしている。2011年にインディアナ・ゲーリーに越してきたラトーヤ・アモンズさんと3人の子どもたちの家で怪奇現象が頻発し、やがて子どもたちが空中に浮いたり、暴力的になったり、一時的に記憶を失って悪魔のような声を出したりするようになった。虚言を疑う声も多かったが、やがて地元の警察や教会、病院などが関わる一大事となり、警官、医師、ソーシャルワーカーたちも、ラトーヤさんの9歳の息子が後ろ向きで壁を伝い登るなどの恐ろしい奇行の数々を目撃したという。
デビッド・コッゲスホールとイライジャ・バイナムが草稿を執筆し、ダニエルズ監督がリライトした。ダニエルズ監督、タッカー・トゥーリー、パメラ・オアス・ウィリアムズがプロデュースし、今年半ばにクランクインする。