大原櫻子「ホリック xxxHOLiC」でダークな役どころに挑む “アヤカシ”に取り憑かれる客に
2022年2月4日 18:00
大原櫻子が、蜷川実花監督が創作集団「CLAMP」の人気漫画を映画化する「ホリック xxxHOLiC」に出演することが発表された。願いを叶える“ミセ”を訪れる客を演じ、欲望にまみれ、“アヤカシ”に取り憑かれるダークな役どころに挑んだ。
原作は、単行本の累計発行部数が1400万部を突破したCLAMPのベストセラーコミック。約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきたという蜷川監督が、唯一無二のCLAMPの世界を、艶やかで華やかなビジュアルで、初めて実写映画化する。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見えてしまう孤独な高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる“ミセ”の女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)と出会い、想像を超える事件に巻き込まれていくさまを描く。
神木隆之介が四月一日、柴咲コウが侑子に扮するほか、「SixTONES」の松村北斗が四月一日の同級生の百目鬼静(ドウメキ・シズカ)、玉城ティナが同じく同級生の九軒(クノギ)ひまわりを体現。趣里が“アヤカシ”に取り憑かれる美咲、DAOKOが侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ、モトーラ世理奈が同じく“ミセ”で暮らすモロダシ、西野七瀬が情報屋の猫娘に扮している。
「あの日のオルガン」「犬部!」の大原が演じるのは、どうしても叶えたい願いがあり、侑子の“ミセ”を訪れる客。その願いはかなり強く、「どんな対価でもお支払いします!」と、鋭い眼差しで侑子を見つめ懇願する。すると、その欲望の塊が“アヤカシ”となり、黒々としたモヤに体中を覆われてしまうという業に満ちたキャラクターだ。蜷川監督による撮り下ろしキャラクター写真は、ほの暗い、感情の見えない瞳が印象的なビジュアル。大原が妖しさを纏う、セクシーかつダークな役で見せる新たな一面に、期待が高まる。
大原は、「最初に衣装を見させていただいた時『本当に蜷川さんの世界だー!』と思いました。セットもすごい豪華で色鮮やかで、ずっと蜷川さんの世界を、一(いち)お客さんとして見てきたので、その場に立てるなんて本当にウキウキが止まらなかったです! すごく楽しい時間でした」と、興奮気味に語った。
「ホリック xxxHOLiC」は、4月29日に全国で公開。
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