「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」12月にNetflixで配信開始 誰もが知る物語とは「別物さ」
2022年1月25日 15:00
「シェイプ・オブ・ウォーター」で第90回アカデミー賞の作品賞、監督賞を含む4冠を達成した鬼才ギレルモ・デル・トロが、世界中で愛される児童文学の金字塔を映像化したストップモーションアニメ「ピノキオ（原題）」が、「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」の邦題で、12月からNetflixで配信開始されることがわかった。あわせて、ユアン・マクレガーが声を吹き込む“セバスチャン・J・クリケット”が、物語の世界観を怪しげに語る特別映像（https://youtu.be/OkmGdACzhEE）も披露された。
原作の名作児童文学「ピノッキオの冒険」では、おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形で、命を吹き込まれたピノッキオが人間になろうと奮闘する姿が描かれている。デル・トロ監督は本作で脚本と製作も務め、全く新しいピノッキオの物語を紡ぐ。
特別映像では、何も知らない無邪気なピノッキオに善悪を教える良心役を務めるコオロギ“ジミニー・クリケット”かと思いきや、“セバスチャン・J・クリケット”と名乗るキャラクターが登場。セバスチャンは暗闇に包まれた部屋で、「物語を聞かせよう。知ってる話だと思うかもしれない。でも違う、別物さ。この私、セバスチャン・J・クリケットの話だ。実を言うと、木でできた少年の心の中に住んでいたんだよ……」と話し始める。
ボイスキャストには、実力派の名優たちが集結。ピノッキオ役の新人グレゴリー・マン、セバスチャン・J・クリケット役のマクレガー（「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」）、ゼペットじいさん役のデビッド・ブラッドリー（「ハリー・ポッター」シリーズ）のほか、ティルダ・スウィントン（「デッド・ドント・ダイ」）、クリストフ・ワルツ（「アリータ バトル・エンジェル」）、フィン・ウルフハード（「ゴーストバスターズ アフターライフ」）、ケイト・ブランシェット（「ナイトメア・アリー」）、ロン・パールマン（「ドント・ルック・アップ」）らが顔をそろえた。
「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」は、12月からNetflixで全世界独占配信。
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