容疑者は“乗客全員” 「ナイル殺人事件」愛と嫉妬と欲望が渦巻く、本予告&本ポスター披露
2022年1月7日 07:00

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作を映画化する「ナイル殺人事件」の本予告(https://youtu.be/E5W2UBV32lM)と本ポスターが披露された。日本では当初、2021年末の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による公開延期を経て、2月25日に全国公開される。
「世界一売れた作家」として知られるクリスティが、生涯を通して書き続けた「名探偵ポアロ」シリーズ。 1937年に発表された「ナイルに死す」は、クリスティ自身が「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称した名編だ。映画化にあたり、前作「オリエント急行殺人事件」に続きケネス・ブラナーが監督・製作・主演を担い、ガル・ギャドット、アーミー・ハマー、アネット・ベニングら豪華キャストが集結した。
舞台は、エジプト・ナイル川を往く豪華客船。世界一の私立探偵ポアロ(ブラナー)は、大富豪の娘・リネット(ギャドット)の招待で乗船していた。リネットとサイモン(ハマー)の結婚を祝うため、クルーズ船には友人らが集まり、船内はお祝いムード一色。しかし、ある晩、悲鳴が響き渡り、第一の殺人が起こる。被害者は、幸せの絶頂を迎えるはずのリネットだった。
容疑者は、クルーズ船の“乗客全員”。予告編では、リネットが「皆が私を狙ってる。誰も信じられない」と不安を口にする。クルーズ船には、サイモンの元婚約者でリネットの親友のジャクリーン(エマ・マッキー)や、密かにリネットに思いを寄せる医師のウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)、リネットの財産管理人のアンドリュー(アリ・ファザル)の姿が。さらに、結婚式のために雇われたシンガーのサロメ(ソフィー・オコネドー)や、サロメの姪のロザリー(レティーシャ・ライト)、リネットのメイドのルイーズ(ローズ・レスリー)、リネットの名付け親で後見人のマリー(ジェニファー・ソーンダース)など、複雑な人間関係のもと、愛と欲望と嫉妬が渦巻く。
ブラナーは、「原作で描かれている愛欲への渇望はものすごくパワフルで、登場人物たちは向う見ずにそれを追い求めています。『ナイル殺人事件』はアガサ・クリスティの小説の中でも最も不穏な雰囲気を持った作品。不安定で、脆く、危険で、崩壊的なのです」と語っている。本ポスターには「愛の数だけ、秘密がある」というコピーが添えられ、ドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに期待が高まる。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)