「ニコ☆プチ」出身の丸山真亜弥が見据える将来 廣木隆一監督「ノイズ」で女優デビュー
2021年12月25日 09:00
小学生向けのファッション雑誌「ニコ☆プチ」でモデルとして活躍した丸山真亜弥が、廣木隆一監督の最新作「ノイズ」(2022年1月28日公開)で女優デビューを果たしている。高校受験を直前に控える丸山が、同作の撮影を振り返るとともに、将来への思いを語った。
2006年生まれで15歳になったばかりの丸山は、20年6月までの約2年半、「ニコ☆プチ」(新潮社刊)の専属モデルとして活動をするなかで、「ファッションのことはもちろんですが、挨拶とか基本的なこともきちんと学ばせてもらいました」。モデルオーディションへの応募は自らの意志だったそうで、それは女優を志すうえで東京の事務所への所属を自分から望んだこととも地続きにある。
現在の事務所への所属が決まった直後、「ノイズ」への出演も決まった。オーディションには2度に及んだそうで、「コロナ禍ということもあり、1度目はリモートでのオーディションでした。そして2度目は東京で廣木監督やプロデューサーの北島(直明)さん、他のスタッフさんもいらっしゃる前で演技をしました」とハキハキとした口調で語る。そして、「初めての演技が泣くお芝居だったんです。家で練習しているとき、何度やっても泣くことができなかったのに、オーディション本番で泣くことが出来て自分でもビックリしました」と明かし、勝負勘が備わっていることもうかがわせる。
劇中では、黒木華が扮する泉加奈の中学生時代を演じている。撮影現場では会うタイミングはなかったというが、「黒木さんが出演されているドラマなどを見て、どういう感じの方で、どういうお芝居をされるのかを勉強しました」。現代パートへと繋がる大事な回想シーンを担うため、製作サイドの配慮から出番がある1週間ほど前から現場を見学しながら準備をしていたそうで、「現場へは家から電車で通いました。現場では藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんにご挨拶することが出来ました」
雨降らしのシーンが大変だったと明かし、「早い時間からたくさんのスタッフさんが準備をしてくださっていて、消防車も来ていました。雨だけじゃなくて風も強くて、目を開けていることすら大変ななか、その中を走っていくシーンは難しくてテストを何回もやらせてもらいました」とニッコリとほほ笑む。今作を経て、演じることに欲が出て来たようで「今後も女優のお仕事を続けていきたいと思えるようになりました! これまでは映画は観るものでしたが、演じることの楽しさを知って、演じる側にいたいなと思いました」と意欲をのぞかせる。
既に別の映画の現場にも参加しており、高校進学後の来年は更なる飛躍を見据えている。「ニコ☆プチの先輩でもある永野芽郁さんのことが好きなので、自粛期間中は永野さんの出演した映画やドラマを積極的に見ていました。来年はテレビドラマにも出てみたいです。演技をすることがすごく好きになったので、もっともっと勉強して、今回ご一緒したスタッフさんや役者の先輩たちに『上手になったね』と言ってもらえるように頑張りたいです!」。
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