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小松菜奈×坂口健太郎「余命10年」本予告・本ポスター完成 「RADWIMPS」の主題歌「うるうびと」初披露 22年3月4日公開

2021年12月15日 07:00

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本ポスター
本ポスター
(C)2022映画「余命10年」製作委員会

小松菜奈坂口健太郎が主演し、藤井道人監督がメガホンをとった「余命10年」の公開日が、2022年3月4日に決定した。あわせて山田裕貴奈緒、「King Gnu」の井口理黒木華ら追加キャストが発表され、本予告(https://youtu.be/ZKkhbfUCUPM)と本ポスターが披露された。予告編には「RADWIMPS」が手掛けた主題歌「うるうびと」が使用されている。

原作は、累計発行部数50万部を突破した小坂流加氏による同名小説(文芸社文庫NEO刊)。小坂氏は難病を抱えており、文庫版発行直前の2017年2月に逝去した。脚本は、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「雪の華」など多くのヒット作を世に放ってきた岡田惠和渡邉真子が担当している。

画像2(C)2022映画「余命10年」製作委員会

映画は、数万人にひとりという不治の病で、余命が10年であることを知った主人公の物語を紡ぐ。20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた茉莉。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。同窓会で再会したふたりは惹かれあい、少しずつ距離を近づけていく。しかし、ふたりには残された時間も迫っていた。茉莉役の小松と和人役の坂口は、今作が初共演。ふたりは亡くなった著者・小坂氏の想いを引き継ぎ、全身全霊で役に挑んだ。

このほど、茉莉と和人を見守る家族・友人を演じた追加キャストも明らかに。茉莉と和人の中学の同級生で、ふたりの理解者となる富田タケル役には山田裕貴。茉莉の大学時代の親友で、本の執筆を進める藤崎沙苗役には奈緒。茉莉と沙苗が通うお店の店長・三浦アキラ役には「King Gnu」の井口理を配役。また、茉莉の姉・桔梗役には黒木華、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキーが配された。さらに、茉莉を支える母・百合子役は原日出子、少し過保護気味な父・明久役は松重豊が演じる。

画像3(C)2022映画「余命10年」製作委員会

予告編には、茉莉と和人のかけがえのない日々が切り取られ、「RADWIMPS」が歌う主題歌「うるうびと」があたたかく寄り添う。「RADWIMPS」の野田洋次郎は映画のクランクイン前に楽曲を作り上げ、キャストはもちろん、スタッフもこの曲を聴いて映画のイメージを作り上げていったという。「RADWIMPS」は、全編に渡って劇中楽曲も手掛けている。

関口大輔エグゼクティブプロデューサーは、「通常、映画は1ヶ月~3ヶ月程で集中して撮影する場合が多いのですが、監督の『四季を通して茉莉の10年を追いかけ、その時彼女が感じた気持ちを映像で表現したい』という強い希望があり、1年を通した撮影となりました」と語る。予告編でも使われている桜や夏の海などの美しい四季は、VFXではなく実際に撮影された映像が使用された。また、川合紳二郎プロデューサーは、原作者の小坂氏の生まれ故郷である静岡県・三島市で撮影を行ったことを明かしている。

余命10年」は、22年3月4日に全国公開。本作のムビチケは、12月17日より全国の上映劇場(一部劇場除く)にて発売される。関口エグゼクティブプロデューサーと、川合プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

関口大輔エグゼクティブプロデューサー】

この映画は、10年という時間を描くため、四季を通じての撮影を行うことにしました。

通常、映画は1ヶ月~3ヶ月程で集中して撮影する場合が多いのですが、監督の「四季を通して茉莉の10年を追いかけ、その時彼女が感じた気持ちを映像で表現したい」という強い希望があり、1年を通した撮影となりました。桜や雪や夏の海はVFXではなく実際に撮影を行なっているのです。

撮影のためには、出演者さんにご理解をいただき長期間のスケジュールを開けていただくことが必要になります。

本作に出演される小松さん、坂口さんはじめ、今回発表させていただいた役者さんたちは、皆さんとても多忙です。それでも「余命10年」を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。

長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています。

これにより、映画「余命10年」は、2時間という時間の中に10年という月日が流れるような作品になりました。

是非、映画館でこの美しい四季を通した10年を登場人物達と追体験していただければと思います。

【川合紳二郎プロデューサー】

藤井監督はじめ我々スタッフは、原作者の小坂流加さんが映画の主人公である茉莉と同じ難病を抱えながら、この小説を執筆し、日々を精一杯生きた、その証を残したいという思いで、小坂家の皆さまと一緒に、共に寄り添いながらこの映画を制作してきました。

この小説は、ノンフィクションではありません。しかし、ご自分のリアルな状況や願望や思いを、この小説に込められて執筆されたのだろうと思います。

そのような意味では、本作は、小説の「物語」、そして、原作者である小坂流加さんの「人生」が交差する、特徴的な映画となったと思います。

本作では、小坂流加さんの生まれ故郷である静岡県・三島市での撮影を行っています。

流加さんが幼少の頃、スイカを冷やしたり、川遊びをした源兵衛川のせせらぎ、素朴で人情味ある商店街、富士山の雄大な姿。また、撮影に使われている部屋の小物などの細部にまで、ここに生きた流加さんの息遣いを再現し、感じながら、撮影に望みました。

主演である小松菜奈さんは、役作りに際して、三島を訪れ、また、小坂家の皆さまから幾度となくお話をお伺いし、全身全霊で高林茉莉役を演じてくださっています。

コロナ禍で、大きく生活や価値観が変化する今こそ、「余命10年を生きた」高林茉莉を通して、多くの人に、少しでも勇気や前向きさを感じて頂ける作品になれば幸いです。

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