「ゴーストバスターズ アフターライフ」NYプレミアにレジェンド俳優らが集合 渡辺直美もレッドカーペット登場
2021年11月17日 09:00
人気シリーズ最新作「ゴーストバスターズ アフターライフ」の米ニューヨークプレミアが11月15日(現地時間)、AMCリンカーン・スクエアで開催された。
ジェイソン・ライトマン監督主演のマッケナ・グレイスをはじめポール・ラッド、ジェイソン・ライトマン監督、その父でオリジナル版の監督を務めた本作のプロデューサーであるアイバン・ライトマンのほか、元祖ゴーストバスターズのビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンという“レジェンド”が集結。日本語吹替え版でミニ・マシュマロマンやゴーストたちのラスボス役などの声優を務める渡辺直美もレッドカーペットに登場した。
本作は、ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、幽霊退治会社“ゴーストバスターズ”を開業したさえない科学者たちの周囲で次々に起こる騒動を、SFXとユーモア満載で描いた「ゴーストバスターズ(1984)」とその続編「ゴーストバスターズ2」の世界観を踏襲した物語。30年前にゴーストバスターズによって封印されたはずのゴーストたちが、とある田舎町に出現。ゴーストバスターズの一員であるエゴン・ススペングラーの孫娘フィービーは、兄トレヴァーとともに納屋で発見した「ECTO-1(エクトワン)」と書かれたキャデラックに乗り込み、脅威に立ち向かっていく。グレイス、ラッドのほか、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンらが出演している。
元祖ゴーストバスターズとして「ゴーストバスターズ(1984)」「ゴーストバスターズ 2」に出演したピーター・ヴェンクマン博士役のマーレイ、レイモンド・スタンツ役のエイクロイド、ウィンストン・ゼドモア役のハドソンが登場すると、会場は大きな熱気と拍手に包まれた。オリジナル版の脚本も務めたエイクロイドは、日本のファンへ向け「日本のファンの方にこの映画を絶対に気に入ってもらえると思う。映画の1番のメッセージは、大切な人と過ごす時間は長ければ長い方がいいし、大切にするべきだということだよ。僕も日本に『ゴーストバスターズ』の人気ぶりを確認しに行かないとね」と来日願望を明かした。
ジェイソン監督は、「この映画は6歳のときから生活の一部になっているんだ。オリジナルのセットに行ったし、日本含め映画のプレミアで父と世界中を回ったことも覚えている。恐ろしいことにその続編を作ることを決心したんだ」「本作は家族の物語。次世代にバトンや、プロトンパックを渡す物語なんだ。フィービーとトレヴァーは、自分の祖父について何も知らないけれど、ゴーストたちの謎に迫る過程を通して自分たちのルーツを知り、スペングラー家の一員となっていくんだ」と本作への思いを語った。
一方、今作でゴーストバスターズの一員の孫娘フィービー役を演じたグレイスは、「日本の『ゴーストバスターズ』ファンのみなさんこんにちは! 皆に早く映画を見てもらいたくて待ちきれないです! この映画は私にとってとても特別な作品で、参加できたことが本当にありがたいです。この映画を気に入ってもらえるといいなと思っています。みんな愛してる!」とコメント。ラッドは、は「日本のファンの方々も僕たちと同じように映画を楽しんでもらえることを願っているよ。皆で愛を持って作り上げた作品なんだ。(ジェイソン監督の父)アイバン・ライトマン監督がオリジナルを手掛け、まさに親子で作り上げた映画だ。本作には感動があり、子役たちの演技も素晴らしく、本当に楽しい作品なので皆さんにも気に入ってもらいたい。特にミニ・マシュマロマンが素晴らしいから!」と見どころをアピールした。
また、マシュマロマンのイヤリングとボリューミーなホワイトドレスが印象的な渡辺は、上映後は「全員スタンディングオベーション」だったことを明かし、「映像の迫力が本当にすごいのはもちろんですが、めっちゃ面白い! 笑いどころが満載ですし、途中ハラハラしすぎて息ができなかったです。主人公のフィービーがまた可愛いんだよね、かっこいいし。素晴らしかったです! みんな爆笑、爆笑で、盛り上がりもすごかったし、ぜひ日本の皆さんにも見ていただきたいと思います」と大絶賛した。
「ゴーストバスターズ アフターライフ」は、2022年2月4日全国公開。