【全米映画ランキング】「エターナルズ」首位デビュー ダイアナ元妃の伝記ドラマが8位に
2021年11月10日 21:00

11月に入った全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした先週末はマーベル・スタジオの最新作「エターナルズ」が公開され、約7100万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作は「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たな始まりとなる第26作。7000年前から人類を密かに見守り続けてきた10人の守護者たち(=エターナルズ)の葛藤と、地球を守るための戦いが描かれる。
批評家のレビューは賛否が分かれ、今年公開されたMCU作品では「ブラック・ウィドウ」(約8030万ドル)、「シャン・チー テン・リングスの伝説」(約7530万ドル)に次ぐ3番目のOP興収となったが、サンクスギビング公開の他スタジオの作品の出来によっては、最終興収で逆転するチャンスもある。出演はジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、ローレン・リドロフ、バリー・コーガン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、リア・マクヒュー、ドン・リー(マ・ドンソク)、サルマ・ハエック、アンジェリーナ・ジョリー。メガホンをとったのは、MCUでは初のオスカー受賞監督となる「ノマドランド」のクロエ・ジャオ。
2位は2週連続の首位だったドゥニ・ビルヌーブ監督のSF超大作「DUNE デューン 砂の惑星」で、17日間の累計は約8300万ドルに。3位には「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」、4位には累計興収2億ドル目前の「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が続いた。
そして初登場8位にランクインしたのはクリステン・スチュアートがダイアナ元英皇太子妃に扮した伝記ドラマ「Spencer」。ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマス休暇に焦点が当てられた作品で、今年のベネチア国際映画祭のコンペティションに出品された。出演はスチュアートのほか、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスなど。ナタリー・ポートマン主演「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」で知られるパブロ・ララインがメガホンをとった。
今週は、今年のトロント国際映画祭で観客賞を受賞したケネス・ブラナー監督の半自伝的映画「Belfast」、パラマウントのアニメ「でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード」などが公開される。
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