名作ホラーを彷彿とさせる不気味な少女と2人きり 「アンテベラム」本編映像
2021年11月4日 18:00

「ゲット・アウト」(2017)、「アス」(19)のプロデューサー、ショーン・マッキトリックが手掛ける「アンテベラム」の本編映像の一部が披露された。スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」を彷彿とさせるシーンを収めている。
公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカが、突如として奈落の底に突き落とされていく様を描きながら、外界と隔絶した極限状況下に囚われているエデンという女性をめぐるアナザーストーリーも描かれる。グラミー賞候補の常連シンガーであり、「ムーンライト」「ドリーム」などで知られるジャネール・モネイが、恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンをひとりで演じ分けた。

披露されたのは、主人公ヴェロニカの前に、古風なドレスを身にまとった不気味な少女が現れるシーン。ホテルのエレベーターで少女と2人きりになったヴェロニカは、少女が散歩させるように引きずっている人形を見てギョッとする。
少女はヴェロニカと同じ49階でエレベーターを降りるが、忽然と姿を消す。自室へと戻っていくヴェロニカだったが、閉まるドア越しに、長い廊下の先で佇み、意味ありげにヴェロニカを見つめる少女が映し出される。不気味な双子の少女が登場した「シャイニング」をイメージさせるシーンになり、ヴェロニカの行く末を暗示するヒントなのかもしれない。
「アンテベラム」は11月5日から公開。
(C)2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
関連ニュース





