「ハリー・ポッター」映画公開20周年記念 「炎のゴブレット」&「不死鳥の騎士団」金曜ロードショーで2週連続放送
2021年10月29日 12:00
世界的な大ヒットを記録した映画「ハリー・ポッター」シリーズの公開20周年を記念し、シリーズ第4作と第5作が、日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されることがわかった。11月26日に「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」、12月3日に「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」がラインナップされている。
作家J・K・ローリングが生み出し、世界中で愛されているファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ。1997年に第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」が発売され、瞬く間にベストセラーとなり、現在までに80もの言語に翻訳されている。さらに、2001年には映画「ハリー・ポッターと賢者の石」、02年に「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が公開され、11年までに全8作が製作された。第4作「炎のゴブレット」と第5作「不死鳥の騎士団」では、主人公の魔法使いハリー・ポッターの宿敵である、闇の帝王ヴォルデモートの復活、魔法界全体を巻きこむ生死を賭けた壮絶な戦いが描かれており、物語が新しいステージに突入する、ターニングポイントともいえる2作品だ。
シリーズ全作品の日本語吹き替え版で、ハリーの声を担当した小野賢章は、「20周年の今なお愛され続けている『ハリー・ポッター』シリーズ。今回は『炎のゴブレット』と『不死鳥の騎士団』ということで、なかなかダークな展開になっていきますのでお見逃しなく! 僕も楽しみにしています!」とコメントを寄せた。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で物語の中心となるのは、世界の三大魔法学校が魔力を競い合う伝説のイベント「三大魔法学校対抗試合」。“炎のゴブレット”が各校の代表選手を選び出すなか、立候補すらしていないハリー(ダニエル・ラドクリフ)が、なぜか代表のひとりに選ばれてしまう。ハリーは、ドラゴン、水魔、心を惑わす生きた迷宮などの試練に挑み、やがてヴォルデモートとの因縁と対峙することになる。
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の冒頭でハリーは、「ヴォルデモートの復活話をでっちあげた」と、世間の冷たい目にさらされる。さらにハリーが通う魔法魔術学校ホグワーツでは、魔法省大臣コーネリウス・ファッジにより「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師として送りこまれたドローレス・アンブリッジが、権力を振りかざす。ハリーはロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)に説得され、有志を集めて「ダンブルドア軍団」を結成。厳しい監視の目をかいくぐりながら、ヴォルデモート率いる闇の勢力との壮絶な決戦に備え、秘密の訓練を開始する。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(放送枠30分拡大)は11月26日、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(30分拡大)は12月3日に、「金曜ロードショー」で午後9時から放送。本日10月29日に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(特別編集版)が放送されるほか、11月5日に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」(本編ノーカット)、12日に「アナと雪の女王」(本編ノーカット)、19日に「アナと雪の女王2」(本編ノーカット)がラインナップされている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。