漂う違和感、意味深なセリフ… “何か”がおかしい「アンテベラム」本編映像
2021年10月22日 17:00

「ゲット・アウト」(2017)、「アス」(19)のプロデューサー、ショーン・マッキトリックが手掛ける「アンテベラム」の本編映像の一部が披露された。何気ない日常のように見えて、違和感あふれるシーンを切りとっている。
公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカが、突如として奈落の底に突き落とされていく様を描きながら、外界と隔絶した極限状況下に囚われているエデンという女性をめぐるアナザーストーリーも描かれる。「ムーンライト」「ドリーム」などのジャネール・モネイが主演を務め、恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンをひとりで演じ分けた。

披露されたのは、滞在しているホテルのフロントでヴェロニカがレストランの予約を取ろうとするシーン。ありふれた日常のワンシーンのはずなだが、どこか違和感が漂い、各ショットや友人と交わすセリフには、本作のパラドックスをひも解くヒントが散りばめられている。

ヴェロニカがボーイから受け取った花束には、送り主の名前に「X」と記され、謎のメッセージも添えられている。また、ヴェロニカが宿泊している部屋の名前は、第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンの名前が冠された「JEFFERSON SUITE」。黒人奴隷制度に反対の意を表していたことでも知られている大統領に由来する部屋が登場するのも、何らかのメッセージなのかもしれない。
「アンテベラム」は11月5日から公開、東京・TOHOシネマズシャンテのみ11月7日から公開。
(C)2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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